【メドハギに産卵するキタキチョウ】
土手の一角に背の低い黄色い隣とした花が咲いている。名前を知りたくて、最近ここへ行くと写真を撮っている。
この前はイチモンジセセリやベニシジミが蜜を吸っていた。香りがよいのかアブも集まっている。
図鑑を丁寧に見てみていて、ようやく似た花を見つけた。キク科のオグルマ属にカセンソウ、ミズギク、オグルマなどだ。
いろいろ特長を勘案してオグルマと推定した。
もう一つ、これも気になっていた水辺に生える小さなピンクの花、かわいい花びらが四枚、雄しべの花粉が柱頭にも付いている。
図鑑からアカバナと断定した。つんと伸びた花茎が印象的で、さわやかな花だが、秋には葉が赤紫色に染まることからの命名らしい。
まだまだ知らない花が万とある。その素性を知りながら眺める楽しさを満喫している。