時折強い風が吹いています。
そんな中、台風一過の晴天に誘われてマダラナニワトンボが連結して打空産卵のピークだった。
池の水から1,2mの湿地にばらまかれたタマゴは越冬して水温む頃に孵化、7月頃に羽化して林の中で過ごす。
少し涼しくなり水辺に現れ産卵する。
まずは、孵化したヤゴは水へたどり着かなければならない。一見水草の少ないこの池、餌はあるのだろうか。
産地は局所的で減少し、西日本ではほとんど絶滅しているという。
適した産卵場所が確保され、無事にヤゴが育ち羽化するまでには、幾多の条件を克服しなければならない。
今日は、これまでにない5~6ペアが、落ち着いて無心で産卵を繰り返していた。まずは胸をなで下ろした。
また来年の再開を祈った。
♂ ♀
↑ 落下する卵
いつも愛おしさがこみ上げてくる。願わくば、100年、1000年、永久に生き続けて欲しい。