節分の昨日、春を思わせる一日だった。
屋根の雪が10cmもあろう氷と共に落下、立てかけて置いたはしごが折れた。2階の屋根まで届くアルミの2連ばしごだ。残念!
用足しに出た帰り、蚕養神社に寄ってきた。
蚕養神社は正式には蚕養国神社、日本で唯一の養蚕に関する神社だ。
/弘仁二年(811)の創立の古社で,延喜式内社とされる。寛弘七年(1011)の社殿造営のさいの神官が蚕養蔵人であったという。文化4(1807)年、火災により社殿が焼失。文政2(1819)年、松平容敬公が社殿一切を再建し、今に至る。祭神は,保食大神,稚産霊大神,天照大御神であるが,特に養蚕の守護神としての信仰が篤い。/
子どもたちが小さいころは、8月1日のお日市には行ってお参りしていた。また散歩コースによってはよく立ち寄っている。
春には峰張桜を眺めに行く。本殿の手前にある御神木の古木はエドヒガンザクラで樹齢1000年という。枝は折れて少なく樹高も低いが太い幹はさすが風格がある。
ときどき境内の歌碑の文字「恩は石にきざみ 怨みは水にながせ」をたどり、胸に刻んでいる。
揮毫は昔の県知事松平勇雄氏のものだが、誰の名言だろうか。
孫たちの授業を想像しながら、神社の隣の小学校の前を通って帰宅した。
節分、今年は小分けされた袋に入ったでん六豆を使った。孫たちと家中に蒔いて、すぐに回収してごちそうに。歳の数は無理だがおいしかった。
ごま入りと書いてあり、6~7粒入り、好評だ。来年からは定着しそうだ。
お夕飯はいつからか、娘が予約注文しておいた恵方巻きだ。
暦は春、新しい気持ちでスタートを切りたいと思っている。