エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

節分

2014-02-04 | 日々の生活

 
 節分の昨日、春を思わせる一日だった。
 屋根の雪が10cmもあろう氷と共に落下、立てかけて置いたはしごが折れた。2階の屋根まで届くアルミの2連ばしごだ。残念!
 
  用足しに出た帰り、蚕養神社に寄ってきた。
 蚕養神社は正式には蚕養国神社、日本で唯一の養蚕に関する神社だ。
  /弘仁二年(811)の創立の古社で,延喜式内社とされる。寛弘七年(1011)の社殿造営のさいの神官が蚕養蔵人であったという。文化4(1807)年、火災により社殿が焼失。文政2(1819)年、松平容敬公が社殿一切を再建し、今に至る。祭神は,保食大神,稚産霊大神,天照大御神であるが,特に養蚕の守護神としての信仰が篤い。/

 

  子どもたちが小さいころは、8月1日のお日市には行ってお参りしていた。また散歩コースによってはよく立ち寄っている。

 春には峰張桜を眺めに行く。本殿の手前にある御神木の古木はエドヒガンザクラで樹齢1000年という。枝は折れて少なく樹高も低いが太い幹はさすが風格がある。

 ときどき境内の歌碑の文字「恩は石にきざみ 怨みは水にながせ」をたどり、胸に刻んでいる。
 揮毫は昔の県知事松平勇雄氏のものだが、誰の名言だろうか。

 孫たちの授業を想像しながら、神社の隣の小学校の前を通って帰宅した。

 節分、今年は小分けされた袋に入ったでん六豆を使った。孫たちと家中に蒔いて、すぐに回収してごちそうに。歳の数は無理だがおいしかった。

 ごま入りと書いてあり、6~7粒入り、好評だ。来年からは定着しそうだ。

 お夕飯はいつからか、娘が予約注文しておいた恵方巻きだ。

 暦は春、新しい気持ちでスタートを切りたいと思っている。