エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

人間教育者・相田みつを を学ぶ

2014-02-16 | 日々の生活

  ときどきトイレにかけてある日めくりカレンダーで、毎日力をもらっている。
 表紙デザインには「こころの暦 にんげんだもの 相田みつを作品集」とある。
 毎日の相田みつをの、心に響く、それぞれに重い言葉から勇気をもらい、生き方を考えさせられている。
  1日は ”いまから/これから ” 、今日16日は” その場がきなけりゃわかんねえ ”とある。

 もう8年前になるか、T大学病院で診察を受けた帰り道、東京の相田みつを美術館で求めたものだ。
  (参)拙ブログ  《相田みつを》 関連  『 相田みつを美術館で自分を見つめる 』 (2006-03-14 | 文芸)他

http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/f8b3384681f252ba87508d81788c7501

また、本棚には4冊の詩集(文化出版局刊)が並んでいる。、
  ・「一生感動 一生青春」(1990第一刷) 
  ・「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」(1995) 
  ・「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」(1993)
  ・「にんげんだもの」(1984)
 吹雪の一日、今日は終日、詩集4冊を広げて、一つ一つの言葉を味わった。

  今日、心に響いた2編
○  ”感動とは/感じて/動く/と書くんだなあ/ みつを”

○ ”無為不待
 /人里はなれたた谷間の白百合の花は 誰にも見てもらえないものですが 少しのかけひきもなく 精一杯の美しさで咲きます。

  このような純粋な行為を 佛教では無為不待というそうです  / みつを”

 ご子息は「書家でもなく詩人でもなく、人間相田みつを」という。また、自分自身を、臨済禅師の言葉を借り”一智無位の真人”でありたいと願っていた。ひとりの裸の人間だ。
そして、子どもたちの教育について、「人の悲しみが分かる。人の心の痛みが分かる。そして人の命の尊さとはかなさが分かる。」そんな人間であって欲しいと。
 人間教育者・相田みつを人間教育者・相田みつををもう一度見つめて生活していきたいと思った。