ときどきトイレにかけてある日めくりカレンダーで、毎日力をもらっている。
表紙デザインには「こころの暦 にんげんだもの 相田みつを作品集」とある。
毎日の相田みつをの、心に響く、それぞれに重い言葉から勇気をもらい、生き方を考えさせられている。
1日は ”いまから/これから ” 、今日16日は” その場がきなけりゃわかんねえ ”とある。
もう8年前になるか、T大学病院で診察を受けた帰り道、東京の相田みつを美術館で求めたものだ。
(参)拙ブログ 《相田みつを》 関連 『 相田みつを美術館で自分を見つめる 』 (2006-03-14 | 文芸)他
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/f8b3384681f252ba87508d81788c7501
また、本棚には4冊の詩集(文化出版局刊)が並んでいる。、
・「一生感動 一生青春」(1990第一刷)
・「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」(1995)
・「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」(1993)
・「にんげんだもの」(1984)
吹雪の一日、今日は終日、詩集4冊を広げて、一つ一つの言葉を味わった。
今日、心に響いた2編
○ ”感動とは/感じて/動く/と書くんだなあ/ みつを”
○ ”無為不待
/人里はなれたた谷間の白百合の花は 誰にも見てもらえないものですが 少しのかけひきもなく 精一杯の美しさで咲きます。
このような純粋な行為を 佛教では無為不待というそうです / みつを”
ご子息は「書家でもなく詩人でもなく、人間相田みつを」という。また、自分自身を、臨済禅師の言葉を借り”一智無位の真人”でありたいと願っていた。ひとりの裸の人間だ。
そして、子どもたちの教育について、「人の悲しみが分かる。人の心の痛みが分かる。そして人の命の尊さとはかなさが分かる。」そんな人間であって欲しいと。
人間教育者・相田みつを人間教育者・相田みつををもう一度見つめて生活していきたいと思った。