雪がどんどん解けている。でも日差しがなく、西風も強い。
近づく春を想像している。 おことわり ・・・ 【 写真はいずれも昨年のものです 】
庭の雪も減り、木々の幹の回りに根回り穴が見えはじめて少しの春を感じている。
毎年、彼岸の墓参りのあと、鶴ヶ城の本丸で笛と太鼓の音に舞う彼岸獅子を見るのを楽しみにしている。
土手のフキノトウが鮮やかな春一番の里山巡りでは、日だまりに越冬したクジャクチョウやヒオドシチョウと再会している。
木々の芽吹きに野鳥たちのさえずりが一段と明るく響き、やがて雪解けの磐梯山には雪狐や虚無僧の雪形が現れる。
コブシやシダレヤナギを前景に、麗しい早春の磐梯を撮るのが常だ。
さらに、サンシュウ、ダンコウバイの花がほころぶころには、絶滅が危惧されるヒメシロチョウも現れる。
今年も自然環境の保全を願いながら小さな虫たちを撮り続けていきたい。
森の中での子どもたちとの活動も始まる。
待ちに待った季節に思いを巡らせている。