エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

 茂吉を思う(きょうは診察日)

2014-02-22 | 日々の生活

 
 2月は1日が土曜、月半ばだが今日は第4土曜日、月一度の診察日だった。

 ”しんしんと雪の近道診察に急ぐ健脚よろこびながら

数百台の駐車場、広い待合室も満杯だ。病院はいつも盛況、新棟やら薬局やらが次々と増築されている。自分も患者の一人なれど、何をか言わんやである。

 待ち時間もまた楽し。今日は補訂「茂吉と上山」(鈴木啓造著)を持参、淡々と、楽しみながら読み進めた。

 いつか父が置いていった「斎藤茂吉の生い立ちとふるさと」を書いたいい本だ。茂吉の純粋な生涯を何度も読んだ。

 この本の裏表紙に亡き父の鉛筆書きのコメントが残っていた。
/S56.5/22読了
 偉大なる歌聖茂吉の全ぼうを○る(見たことのない漢字)ダイジェスト的な片々を知ることが出来た。最近読んだもののうちの良書で、歌人河井君にも一読を奨めた。/

 逆算するに父70歳のころに買い求め、読んだ本だ。この文庫本にはs56.4/7第1刷発行とある。

 父のコメントの「河井君」とは父が媒酌をした御仁で(小学生だった自分が微かに覚えている)、確か名は善順、あの幕末の重要な僧侶のご子息(襲名)であろう思う。             

【 河井善順:禁門の変の際に長州兵を救った僧。長州藩の奥平謙輔から秋月梯次郎宛へ書簡を届け、変装して、秋月を新潟の奥平と面会させる。その後、山川健次郎と小川亮を連れ無事に北越まで届けることに成功。】

 大病を克服した春、茂吉のふるさとを訪ねたことを思い出した。
  拙ブログ 『歌聖 斎藤茂吉を訪ねて』  2007-01-28 | 文芸
      http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/470a17da4018ca2d344c11de5b822ccc

 なかなか旅が出来ないでいるが、近いうちにもう一度上山を訪ねたい思っている。

 そうそう、検診結果はさして変わらず。H値は 血糖検査 、A1c、尿素窒素、 L値は総コレステロール値,LDLコレステロール値だけ。心配の肝機能関連はOKだった。

 多分、我が見立てでは、H値とL値は一生変わらないと思っている。

運動不足が続いている。改善を心がけたい。 

 

          悠ちゃん 2歳3ヶ月