”時よ止まれ 君は美しい そして美しいときは いつもすぐに過ぎて行く”
久しく忘れていた心が口をついて出た。
いつも卒業の門出に前途に幸多かれと祈りながら生徒に贈った言葉だった。
どっさりの雪の庭に、今日もキリの枝から風花が舞い落ちる。
気温は多分零下だが、初めての穏やかな春の陽に誘われて孫と遊んだ。
そんなひとときには、正に”時よ止まれ”と思う。
無心で遊ぶおさなごをこんなに心穏やかに見つめるときはこれからも来ないような気がする。
もえちゃん お帰り!
ひさしぶりに、庭にキジが訪れた。いつも見る鮮やかさがなく地味な感じだ。