この変わった、エゾとセイヨウの中間的なトウホクタンポポ(仮称)は、里山を巡るとあちこち結構広域に分布しているようだ。
先日拙ブログでも 「変わったタンポポ」について書いた。 【オクウスギタンポポだろうか。2014-0515】
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/509e7c35331fae0a0196f421a98577bb
その前日も書いた。 【クロスジギンヤンマ羽化2014-05-14】
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/52a6e8cc511319ab54ac8d5098d6ed11
いろいろ調べていろいろ分かった。この雑種タンポポ、見た目ではっきり特徴が分かる。
先日も混生する現地で、それぞれのタンポポを車のボンネットに並べて比較してみた。
○葉とつぼみの比較・・・左がセイヨウ、右が変わったタンポポ
○咲き始めの比較 ・・・左セイヨウ、中央が変わったタンポポ、右がエゾ(写真2)
セイヨウ エゾ
雑種
咲き終わり 左:セイヨウ 中:雑種 右:エゾ
エゾ 雑種
あらためて見た目でセイヨウともエゾとも違う、中間的な雑種?と思われた。それで、もう一度写真でまとめてみた。
最近、【http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~thrips-tsutsumi/】福島大学の塘先生、黒沢先生に質問したり、
ssp(日本科学写真協会)の写真掲示板【http://ssp-japan.net/ssp/index8.html】に投稿したりして、在来種と外来種の交雑が進んでいる現状を知った。
目で確認しにくいセイヨウタンポポの移入種問題も遺伝子の解析が進んでいるという。
外見上も明らかなこの変なタンポポ(トウホクタンポポ(仮称))についても遺伝子レベルでの解明が欲しいと思っている。