きのうは、もり案の今年度第1回の支部研修会が会津坂下自然の家で行われた。
15人の参加で、講師はWa.MaとSeさんの担当。
○午前中は先ず案内人の基本的な姿勢について、自然観察会での注意点を聞いた。
Waさんの話法にはいつもながら感心する。ユーモアたっぷりの体験談を聞いた。
「森で遊ぼう」でも経験するが、先ずは ○安全 、○時間厳守で ○子どもたちの心をつかむことが大切だ。
○野外研修で施設内の森を歩いた。 林間を楽しく散策した。立ち止まり解説をききながらメモをとった。
帰宅後、メモ帳から以下の名前を判読した。
チドメグサ(なめて手に貼る、葉の汁を傷口につけると血が止まる)、エゾユズリハ(ボールペンでよく字が書けた。はがき、はしがき)、マムシグサ(雌雄異株、臭い、受粉のメカニズム)、ホタルカズラ、コシアブラ(柄の臭い)、ヒメアオキ、クルマバハグマ、シダ植物について(弱い光で光合成)、ヌルデとウルシ(進化)、ツチグリ(煙を吹き出す、ニオイしない、ナメクジ、胞子分解しない)、アオダモ(水に溶け青色)、チョウジザクラ、ツクバネソウ、ツクバネ、ヒメハギ、マツボックリ(老齢で実付ける)、ウラジロヨウラク、ガクウラジロヨウラク、クルマユリ、タガネソウ(茎断面)、カマズミ、コウゾ(桑に似る)、サボガヤ、ダイコンソウとキジムシロ、ガンクビソウ、ハイイヌガヤ、ホウチャクソ、ノギラン、イワガラミとツルアジサイ、ハイイヌツゲ、ハウチワカエデとコハウチワカエデ、ヘビイチゴとミツバツチグリ、ツタヤカエデ、オケラ、・・・・
主なものは写真に撮ったが、帰宅後に聞いた内容を思い出しながら図鑑を見る。これが一つの楽しい作業だ。
ショウジョウバカマ こんなに伸びた ヒメアオキ ヒメコウゾの花
ナツハゼ つぼみがいっぱい イワカガミ 残り花
ギンラン ノギラン
ヒメハギ ヒメシャガ マムシグサ
トカゲとカナヘビの区別は紛らわしい。
「ニホンカナヘビ」はうろこが細かくて金属光沢があり、しっぽは体長の2/3、
「ニホントカゲ」はうろこはかさかさした感じでしっぽは体長の半分くらいだ。
よく見かけるメタリックブルーの尾はニホントカゲの幼体。
ニホンカナヘビ
ニホントカゲ
ミドリヒョウモンの幼虫
コジャノメ
感想・・・森に生きる数千の生き物たち、それぞれに精一杯の生をつないでいる。
あらためて、自然のすべてがすばらしいと実感。
○午後はまずシェアリングネイチャーゲームを実践した。
いくつかのゲームを知り、「私は誰でしょう?」をやった。
○その後、Waさんの案内で「植物の見分け方」について午前中と同じ森のコースを歩いた。
小生はカメラを提げて関心のあるある生き物を撮りながらみんなの後をついていく。どうしても遅れがちになって、案内のWaさんの解説を聞き漏らしてしまった。
反省するも、どうしてもカメラに記録したいものが多い。
案内する側になると、カメラも自由には使えないだろう。
しばらくは案内するより、カメラを片手にいろいろ説明を受けながら自然の中を歩いていたいと思っている。