朝から曇り空、夕方孫たちが帰宅する頃から雨となった。
降り出す前にウスバシロチョウの楽園に、[赤いカメラ]を探しに行った。
最もタンポポが多い、きのう探した西側を竹の棒を握って重点的に探した。
やはり朝のうちはタンポポに止まり蜜を吸う個体が多かった。約1時間半、大分伸びてきたフキの間に顔を出すタンポポを見ながらさがした。
今日も見つからなかった。
長原の山林へ立ち寄った。入ったことのない道を川沿いに進むとかなり奥の方まで田んぼがあった。上の方は水が入っていたが田植えはまだだった。
咲き出したウツギの花の周囲をチョウが舞っていた。ゴマダラチョウか?いや時期が早すぎる・・・と眺めていたら、なんとアサギマダラだった。
夏から秋に会津若松市内でもたまに見かけることはあったが、今年は大分早い飛来だと思った。
8月には裏磐梯デコ平に群生するヨツバヒヨドリを求めて多数飛来し、現地で観察会も行われている。最近はマーキング調査が盛んだ。
このチョウ、春は南方より北上、秋には気温の低下と共に日本から南方へ長距離を移動することが判明している。
でもその目的は不明で、生態については謎が多いチョウだ。
フジ
ミズキ
ヤブデマリ
ウツギ
アサギマダラの幼虫の越冬北限は食草のキジョラン(ガガイモ科)とほぼ一致し、会津では幼虫越冬が出来ない。
思わぬところで、思わぬチョウに出会った。