中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

子供とアウトドア遊び その2

2008-03-08 14:45:29 | アウトドア・スポーツ
 子供をアウトドア遊びさせる方法として、モチロン釣りは有力候補の一つだろう。よく世間では初心者に小アジ、小サバ、イワシを狙った「サビキ釣り」を薦めているが、何となく「弱い者イジメ」や「幼児虐待」の臭いがするし、食べるのも半ば無理矢理の感がある。第一すぐに飽きそうだ。そこで「何かピタッとくる釣りはないものか?」と色々と考えてはいた。

 私もこれまで息子を誘って行く事があったが、成功しているわけではなかった。一度目は3歳?の頃で、コレは5分ほど竿を持っていただけに終わった。
 そして2回目、今度は小学2年の頃に「どうせ釣るなら大物を」と、連れて行ったのが船からのマダイ釣りだった。しかしコレがマズかった。大物はイイんだけど掛かった相手は80cm近いメジロ(ブリの若魚)で、四苦八苦の末ようやくそれを取り込んだのだが、親のワタシが調子に乗ってしまい、ビビる息子に無理矢理そのメジロを持たせて写真撮影を始めたもんだから、とうとう息子は怒り出してしまったのだ。そして、それ以来釣りに誘う事は途絶えてしまっていた。

 状況が変わったのは昨年の夏、友人家族との旅行の際に立ち寄った管理釣り場での「ニジマス釣り」だった。「どうせ行くのなら」と、前もって安物の道具類を揃え、エサも好餌である「ブドウ虫」や「ミミズ」、「イクラ」なんかも持ち込んでの挑戦になったのである。
 結果は「釣れるわ、釣れるわ」の入れ食い状態で、どの家族も大喜び、周りでは自分たちの貧果に嘆く人々が不思議そうに覗き込む始末だった。コレに味を占めたのか、ウチの息子もこれ以来「釣りに行くか?」と誘っても乗ってくるようになった。その理由を探ってみると、
①魚が適度な大きさ
②魚がキレイ


          (コレはブルック・トラウト)

③最初入れ食い、後にスレる
④食ってウマい


        (ニジマスの味はマァマァだけど)

等だろうが、①はこれ以上大きくなると手に負えないし、これ以下だと引きが味わえずにタダ付いているだけになってしまう、という意味で丁度良い大きさだという事だ。③は、スレた後でも工夫すれば、また釣れ出すという、釣りならではの喜びが味わえるので、飽きがこないのだろう。それに基本は延べ竿&シンプルな仕掛なので、カラミやオマツリも少なく、子供にも道具が扱いやすいので、一度教えてやりさえすれば、後は自分の釣り時間がとれるのも有り難い。

 その後も何回か家族で管理釣り場に行ったが、何となく見えてくるモノがあったので、次回以降「釣りカテゴリー」の部分で書いていきたいと思う。そして、ワタシ自身も管理釣り場を卒業して、本格的な渓流釣りにチャレンジしたいという欲求が湧いてきたので、ソレについても今後に書いていこう。


コメント
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