見て気が付いている人もいるとは思うが、「磯釣りスペシャル」や「ちぬ倶楽部」を編集している、フィッシングブレーン社では写真がどんどんデジタル化されている。私は、今は連載をしていないので、持っている機材は全て銀塩写真(フィルムを使うカメラ)のままだった。色がコッテリとして、きめの細かい銀塩の方が私は好きだ。特に画質については見開きページで使うようなサイズだと、その差は今でも大きいと思っている。
とはいうものの、ここ最近では格段に性能も上がっていることだし、子供の運動会も近い。更には、もうそろそろ買わないと機械の操作について行けなくなるので、とうとう銀塩カメラを1台とレンズを1本とをオークションで売りさばいて、ようやく購入することになった。
今回は写真ネタというわけで、今回は釣り人のための簡単写真講座を書いてみることにする。
写真を雑誌に掲載しているからと行っても、ワタシ自身は本で調べたり、スタッフのアドバイスを時たま聞く以外は独学だ。でも、釣りに使う写真は意外と簡単で、わずかな要点を押さえるだけで結構サマになるのだ。
ではシーン別に具体的に要点を書いていこう。
まず、魚拓代わりに魚を持っているシーン
(左下に竿が写っているし、頭も切れているので、出来としては良くないけど…。)
を撮る場合は、
1.ピントは魚に合わせること
2.背景は海、空、磯の内のどれかをを使って出来るだけ写り込む色の数を減らし、シンプルな背景にする
3.水平線が写り込む場合は角度を考えて、傾かないようにする。
4.人物の首の部分に水平線が横から「串刺し状」にならないよう、カメラの角度を変えたり、自分が上下に動くことによってそれを調整する。
5.背景の中に要らないもの=例えば立てかけてあるロッドケースや足元の道具類、特にバッカンとそこからこぼれ落ちているマキエサ類はキタナイので、写り込まないようにチェックする。
6.出来るだけレンズを広角にして、ファインダー内(液晶ミニター)の幅一杯になるまで魚と人物に近寄り、余分なものが写り込むスペースを無くす。
7.順光でまず1枚撮り、次は逆光側に人物を立たせ、ストロボを強制的に発光させて撮る。
実釣シーン
を撮る場合は、
1.ピントは人物に合わせること
2.出来るだけレンズを広角にして、ファインダー内(液晶ミニター)の端に人物の背中を寄せるようにフレーミングしつつ、竿全体が写り込む位置まで下がって撮る。
3.水平線が傾かないよう、横一直線にする。
4.人物の首の部分に水平線が横から「串刺し状」にならないよう、カメラの角度を変えたり、自分が上下に動くことによってそれを調整する。
5.背景の中に要らないもの=例えば立てかけてあるロッドケースや足元の道具類、特にバッカンとそこからこぼれ落ちているマキエサ類はキタナイので、写り込まないようにチェックする。
共通の注意点としては、中心でピントを合わせるタイプのカメラを使っているのなら、まず合わせたい部分に中心のピント枠を持っていき、シャッター半押しでピントを合わせる。後は半押しをしている指はそのままでフレーミング(構図)をやり直すようにすれば、カメラを動かしても一度合わせたピントがズレない。(知っている人にとっては当たり前のことだけど…。)
写真を本気でやり始めると、絞りやシャッタースピード、光のとり方等色々と覚えないといけないことがあるのだが、それは今後の課題としておき、少なくとも、上記の部分を注意して撮影すると数段キレイに格好良くなり、私レベルの写真なら簡単に撮れるようになるのだ。そして、良い写真が撮れたのなら、どんどん磯スペやちぬ倶楽部で採用してもらおう。
とはいうものの、ここ最近では格段に性能も上がっていることだし、子供の運動会も近い。更には、もうそろそろ買わないと機械の操作について行けなくなるので、とうとう銀塩カメラを1台とレンズを1本とをオークションで売りさばいて、ようやく購入することになった。
今回は写真ネタというわけで、今回は釣り人のための簡単写真講座を書いてみることにする。
写真を雑誌に掲載しているからと行っても、ワタシ自身は本で調べたり、スタッフのアドバイスを時たま聞く以外は独学だ。でも、釣りに使う写真は意外と簡単で、わずかな要点を押さえるだけで結構サマになるのだ。
ではシーン別に具体的に要点を書いていこう。
まず、魚拓代わりに魚を持っているシーン
(左下に竿が写っているし、頭も切れているので、出来としては良くないけど…。)
を撮る場合は、
1.ピントは魚に合わせること
2.背景は海、空、磯の内のどれかをを使って出来るだけ写り込む色の数を減らし、シンプルな背景にする
3.水平線が写り込む場合は角度を考えて、傾かないようにする。
4.人物の首の部分に水平線が横から「串刺し状」にならないよう、カメラの角度を変えたり、自分が上下に動くことによってそれを調整する。
5.背景の中に要らないもの=例えば立てかけてあるロッドケースや足元の道具類、特にバッカンとそこからこぼれ落ちているマキエサ類はキタナイので、写り込まないようにチェックする。
6.出来るだけレンズを広角にして、ファインダー内(液晶ミニター)の幅一杯になるまで魚と人物に近寄り、余分なものが写り込むスペースを無くす。
7.順光でまず1枚撮り、次は逆光側に人物を立たせ、ストロボを強制的に発光させて撮る。
実釣シーン
を撮る場合は、
1.ピントは人物に合わせること
2.出来るだけレンズを広角にして、ファインダー内(液晶ミニター)の端に人物の背中を寄せるようにフレーミングしつつ、竿全体が写り込む位置まで下がって撮る。
3.水平線が傾かないよう、横一直線にする。
4.人物の首の部分に水平線が横から「串刺し状」にならないよう、カメラの角度を変えたり、自分が上下に動くことによってそれを調整する。
5.背景の中に要らないもの=例えば立てかけてあるロッドケースや足元の道具類、特にバッカンとそこからこぼれ落ちているマキエサ類はキタナイので、写り込まないようにチェックする。
共通の注意点としては、中心でピントを合わせるタイプのカメラを使っているのなら、まず合わせたい部分に中心のピント枠を持っていき、シャッター半押しでピントを合わせる。後は半押しをしている指はそのままでフレーミング(構図)をやり直すようにすれば、カメラを動かしても一度合わせたピントがズレない。(知っている人にとっては当たり前のことだけど…。)
写真を本気でやり始めると、絞りやシャッタースピード、光のとり方等色々と覚えないといけないことがあるのだが、それは今後の課題としておき、少なくとも、上記の部分を注意して撮影すると数段キレイに格好良くなり、私レベルの写真なら簡単に撮れるようになるのだ。そして、良い写真が撮れたのなら、どんどん磯スペやちぬ倶楽部で採用してもらおう。