時間が経ってしまったが、我が阪神タイガースが優勝をのがしてしまった。実はワタクシはコテコテの阪神ファン(古くからのファンは「タイガース・ファン」とはあまり言わない。)だ。
どれくらいコテコテかというと、育った実家が甲子園球場から歩いて10分程度の距離にあり、小学校の低学年から「阪神子供の会」というフリーパス・カードの会員になって、球場に通っていたほどなのだ。
その頃の阪神はいつも2番手以降だった。ファン心理としては、他のチームに負けたぐらいでは「あ~あ。」程度の残年度で済むが、巨人(これもジャイアンツとは言わない)に負けるというのは「アホ!ボケ!カス!」の3連発を叫んだ後にテレビを蹴っ飛ばしたくなるくらいの屈辱なのである。ましてや、巨人に抜かれて優勝を逃すなんてことは大!大!大屈辱でしばらくは立ち直れない。
思えば小学校3年の頃、同じような大失態?で我が阪神は優勝を逃したことがあるが、当時の印象としては「ウルトラセブン(=少年の心としては阪神のこと)」が「ガッツ星人(=子供の心としては巨人のこと)」に捕まった回を見た時くらい悔しかったのを覚えている。なので、2度目である今回のダメージは更に大きいのだ。もう心はフラフラだ。
マァ、子供の頃からそんな風に育ってきたから、ついつい「判官贔屓(ほうがんびいきもしくは、はんがんびいき)」になってしまう。判官贔屓とは、簡単に言えば、強いメインキャラの源頼朝よりも、サブキャラで悲劇的な死を迎える源義経の方をついつい応援してしまうことを指すが、これまでのワタシの人生?を振り返ると、一番の王道を行くものが苦手で、二番手以降のモノに興味を持ってしまう性格に気が付く。
例えば、車でいえばトヨタ製の車はどうしてもダメで、それ以外のメーカーの車しか買ったことがない。買えはしないが、その昔スーパーカー・ブームの頃もフェラーリは苦手で、ランボルギーニにあこがれていたし、ロータス車であればヨーロッパよりもエランの方が大好きだった。細かいことを言えば将棋を指すのなら、王将よりも、玉将を並べたくなってしまう。
一度トップのものを否定して、2番手以降が好きになれば、後から屁理屈がいくつでも付いてくるから面白い。
当然、今使っているシマノの竿やリールもそんな雰囲気の中で選んでいる。
その昔はダイワ、オリムピックの全盛期で、がまかつは未だハリ以外の部門には進出していなかった。そんな中でデビューしたシマノの赤いポリエステル樹脂製のグラスロッドは鮮烈なイメージで、格好良かった。初めて手にしたシマノのロッドは「野島」という上物竿で、あこがれてあこがれて購入しただけあって、手にしたときはそれはそれは頬ずりしたくなるほどだった。
というのが、ワタシがシマノ好きになったストーリーで、途中で浮気をしたときもあったけど、「野島」を買って以来、一応本筋として続いている。
本当は「メーカーのスポンサードを受けている。」なんてカッコイイことを言いたかったけど、結局は性格から端を発しているだけなのだ。熱烈な阪神ファンになるのも良いけど、ほどほどにしておかないと、エライところまで影響してしまうという話でした。
どれくらいコテコテかというと、育った実家が甲子園球場から歩いて10分程度の距離にあり、小学校の低学年から「阪神子供の会」というフリーパス・カードの会員になって、球場に通っていたほどなのだ。
その頃の阪神はいつも2番手以降だった。ファン心理としては、他のチームに負けたぐらいでは「あ~あ。」程度の残年度で済むが、巨人(これもジャイアンツとは言わない)に負けるというのは「アホ!ボケ!カス!」の3連発を叫んだ後にテレビを蹴っ飛ばしたくなるくらいの屈辱なのである。ましてや、巨人に抜かれて優勝を逃すなんてことは大!大!大屈辱でしばらくは立ち直れない。
思えば小学校3年の頃、同じような大失態?で我が阪神は優勝を逃したことがあるが、当時の印象としては「ウルトラセブン(=少年の心としては阪神のこと)」が「ガッツ星人(=子供の心としては巨人のこと)」に捕まった回を見た時くらい悔しかったのを覚えている。なので、2度目である今回のダメージは更に大きいのだ。もう心はフラフラだ。
マァ、子供の頃からそんな風に育ってきたから、ついつい「判官贔屓(ほうがんびいきもしくは、はんがんびいき)」になってしまう。判官贔屓とは、簡単に言えば、強いメインキャラの源頼朝よりも、サブキャラで悲劇的な死を迎える源義経の方をついつい応援してしまうことを指すが、これまでのワタシの人生?を振り返ると、一番の王道を行くものが苦手で、二番手以降のモノに興味を持ってしまう性格に気が付く。
例えば、車でいえばトヨタ製の車はどうしてもダメで、それ以外のメーカーの車しか買ったことがない。買えはしないが、その昔スーパーカー・ブームの頃もフェラーリは苦手で、ランボルギーニにあこがれていたし、ロータス車であればヨーロッパよりもエランの方が大好きだった。細かいことを言えば将棋を指すのなら、王将よりも、玉将を並べたくなってしまう。
一度トップのものを否定して、2番手以降が好きになれば、後から屁理屈がいくつでも付いてくるから面白い。
当然、今使っているシマノの竿やリールもそんな雰囲気の中で選んでいる。
その昔はダイワ、オリムピックの全盛期で、がまかつは未だハリ以外の部門には進出していなかった。そんな中でデビューしたシマノの赤いポリエステル樹脂製のグラスロッドは鮮烈なイメージで、格好良かった。初めて手にしたシマノのロッドは「野島」という上物竿で、あこがれてあこがれて購入しただけあって、手にしたときはそれはそれは頬ずりしたくなるほどだった。
というのが、ワタシがシマノ好きになったストーリーで、途中で浮気をしたときもあったけど、「野島」を買って以来、一応本筋として続いている。
本当は「メーカーのスポンサードを受けている。」なんてカッコイイことを言いたかったけど、結局は性格から端を発しているだけなのだ。熱烈な阪神ファンになるのも良いけど、ほどほどにしておかないと、エライところまで影響してしまうという話でした。