中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

'24 春の経ヶ岬 7回目

2024-06-08 12:30:00 | 船釣り・釣行記

■引き続いて■

 前週に引き続いて日本海41さんに乗船し、一路白石グリに向かった。

 ゴールデンウィーク前は激流の日々が続いたが、それ以降は緩む日が増えて、ちゃんと釣りが成立する日が増えている。それにつれて釣果も上向きになっているのは嬉しい限りだ。

 そして当日も完全フカセ釣りにはベストの潮流が差していた。

●100mあたり5分20秒●

 

■様子が違う■

 とりあえずは前週にアタリの多かったBB入サルカン0サイズ1個のみを装着して。送り出し25mを取り、船長に確認したカケアガリまでの距離=70mで30秒の停止を入れた後、120mで巻き戻しをするが、同じパターンの2投目に125mあたりでラインが走って、中型のマダイが掛かってきた。

●大した引きではない●

●50cm弱●

 その後も暫く同じパターンの微調整で探ってみたが、ヒラマサが浮いている様子が感じられなかった。

 そこでカケアガリ寸前のボトム付近を探ってやろうと、サルカン上に4Bのオモリを打ち、送り出しは50mとして70mで1分間の停止を行い、そこから先はリールのメカニカルブレーキを少し絞って糸フケが出すぎないように調整しながら流してみる事にした。

 「120mまで出たら10m巻き戻してやろう。」と考えていたが、80m付近で徐々にラインの放出速度が徐々に速まる、食い気がないヒラマサが横方向に動く際のアタリを捉える事に成功した。

 アワセを入れると大したサイズ感は無かったが、それなりの締め込みを楽しみながら、距離を詰めていった。

●心地よい引き味●

 そして無事にゲット。及第点のサイズだったが、まずはボーズを逃れた事に安堵できた瞬間だった。

●85cm●

 

■2週連続ゲット■

 1本獲って安心した後は、数投の間が空いてしまったので、70mでの止めはそのままに送り出しを60m取ってみる事にした。そして停止後にスプールの解放するとすぐに何かがコツンと竿先を揺らした。

 「エサ盗りかな?」と思いつつ、サミングでスプールを押さえてみると、二度目のコツン・アタリが竿先を揺らしたので、掛けてやろうと、リールをフルスロットルにしながらの巻きアワセを実行した。

 ところがこれが意に反してズドンッという衝撃と共にロッドを絞り込んでいった。

 最近多発する「巻き切れ」対策にドラグは滑り気味だが、ファーストランではラインの出し過ぎは禁物だ。従ってサミングを駆使して踏ん張りながら、時にはラインを手繰って相手との距離を詰めていった。

●手繰り寄せる!●

 但し、この日は潮流の加減から7号ラインが使用可能だったので、その意味では安心感があったが…。

 そしてこれまた無事にゲット。

 

●嬉しい1本!●

 見るからにメーターは超えていそうだったので、計測に入る。

●105cm!●

 累計14本目のメーターオーバー、しかも2週連続のゲットに、シーズン前半の苦労も吹き飛んだが、前週の超弩級には全く及ばないので、ここから先も気合を入れて臨む事にした。

 だが、2本目のヒラマサを機にアタリのパターンが変わり始めた。+2Bのオモリを打ったり、止め時間を1分20秒にしたり、送り出しを50m~60mを行ったり来たりと、対策を練ったが、応えてくれたのはメジロやマダイばかりだった。

 

■尻すぼみ■

 そうこうしてい内に、トモの方向でアタリが出始めた。

 「おそらく止めや巻き戻しといった操作はしていないだろうし、8号ラインを使用しているようだから、少し浮いてきたのかな?」と思い、オモリを外したり、送り出しを短くしたりと、その方向に調整していったが、生憎、流れる方向が悪くなり、誰かが何かを掛けるとオマツリするので、ヒラマサがアタッてくる時間帯に、まともに流せる機会が少なかった。

 それでも投入のタイミングを変えたり、流し始める位置を変えたりする事で無事に流せる機会を増やしていったが、応えてくれる魚はマタイばかりで、この日の釣りが終わった。

●曲がりが少ない…●

 

■今後に生かせる経験■

 この日、掛け合わせてゲットしたヒラマサのアタリは、自身のヒラマサ釣り史上最小だった。これには驚くばかりだったが、この経験から、「咥えるだけで喰い込まず、アタリが出ないヒラマサが今まで何本も居たのか!。」と、実感した次第だ。そして今まで以上に、「ラインの張りに気を配らねばならない。」再確認するきっかけとなった。

 シーズン前半の絶不調から、後半の巻き返しまで色々とドラマがあったが、春期(もう6月だが)白石グリ釣行も残すところ1回となった。最終回は思い残しや釣り残しのない一日であって欲しいモノだ。

●当日の釣果(メジロはご進呈済み)●

 

コメント
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