今回の記事ネタは玄達釣行なのだが、遊漁船ではなく釣友のプレジャーボートでの釣行なので、番外編。よってレポート内容もサラッと触れるだけにする。
■釣友のボートに乗って■
昨年のように「白石グリが釣れ過ぎると、玄達瀬のヒラマサが減るのでは?。」と、心配していた中、釣友が玄達瀬での釣りに対する許可証を取ったのをうけて、同船して現地へ向かう事となった。
白石グリは開幕から4月一杯は急潮流に悩まされたが、玄達瀬では解禁以来、逆に緩潮流&アンカー潮傾向で、各船長も苦労しながら案内しているようだ。
●当日も玄達瀬らしからぬ潮速●
だが、玄達瀬は魚のストック量が豊富であり、他所とは底ヂカラが違うので、一部の船ではメーターオーバーのヒラマサをひねり出し、数の方もそこそこ揃えている。
我々のヒラマサ釣果だが、大は出ず、3本止まりだった。しかし他魚種も含めてアタリを捉え続ける事が出来てシアワセな一日だった。
●80cmほど●
そして気づけば多数のブリやマダイをリリースしつつも158L+65Lのクーラーが満タンになっていた。
●当日のキープ分●
■16プレイズ3000改の実釣テスト■
先週で紹介した16プレイズ3000改だが、当日は中マサと、マダイ、イサギが中心だった事もあって、いつものヘビー・タックルの出番ではないと判断したので、途中から玄達瀬の魚を相手に実釣テストを行った。
●プレイズ3000改●
卓上テストの結果通り、フリー回転性能は全く問題なく、隣で釣友が使用しているシーボーグ500MJ-ATの回り具合と見比べても、同等にラインが放出されていた。しかも釣果差は無く、釣れるペースも変わりが無かった。
途中でイサギのみの、近距離での入れ食いが発生した。風向きが悪く、アンカーロープからの距離を取るため、その間は手持でタックルを保持していたが、軽量であるが故の取り回しの良さは近年に味わった事のないレベルだった。
そして、肝心のドラク性能だが、ヒラマサは80cm止まりだったものの、ブリ族や最終局面で登場して一時は勘違いさせられた珍客=「コブの一伸し」と異名を持つ、メータークラスの、カンダイのファーストランに対して、途中で「ドラグを緩めたり締めたり」の調整を行っても、出っ放しになったり、引っ掛かったりする事無く、釣人の意図に対してリニアに可変する、「シマノ・ドラグ・フィーリング」を味わう事ができた。
●意のままに操れる!●
●結果は「グウェッ!」●
「メーカーさんが、こんな仕様で出してくれたらなぁ。」と、つくづく思いつつも、テストの結果は余裕の合格で、これからの主役になってくれる事が確認できた次第だ。(くれぐれも言うが、改造は自己責任で。)