玄達瀬から始まって鷹巣沖に転進し、約5ヶ月近く通ってきた福井県下の釣りは、恐らくこれで今期の最終釣行になる。果たして今回の鷹巣沖釣行で有終の美を飾ることはできるのだろうか?。
■今期最終釣行■
いつものように晴海丸さんに乗り込み、晩夏から攻めている大マサ出現ポイントへと向かう。そして程なく現地に到着したが、殆ど潮が動いていないため、魚礁(とは言っても小さな物だが)に近づけばエサ盗りが沸き、離せばマキエサが届かない状況の中、船長はいつものように的確な判断で船を着けた。
マキエサをセッセと撒き、それが効き始めた頃に速くもアタリがあった。だが、それは低活性時の「スルスルッ」と出ては止まるような弱々しいモノだった。
すぐに中型のマダイと判断し、難なく引き寄せる。そして無事にゲット。
「まずは、ボーズ逃れ。」と安堵したが、「狙いはこんな魚ではない、あくまでも大マサだ。」と、気合いを入れ直した矢先、近くに着けていた僚船で歓声が上がった。電話連絡によると、上がったのは98cmの大マサだったようだ。
「水温も下がったし、もう居ないかも?。」と思っていたため、諦め半分だった大マサが現認できたことで、気合いが入ったが、これ以降、全くアタリが途絶えてしまった。
■修正後■
僚船は全く何もない状況に早、諦めたらしくポイント付近から退散していった。周りに他船が居なくなったことに加えて風向きが変わったこともあって、船長はアンカー位置の修正を行った。
これが功を奏してポツポツながらアタリが拾えるようになった。一枚目のマダイと同寸を釣った後にしばらく時間をおいてのアタリは、玄達瀬のヒラマサ並の、猛回転だったために「オッ!これは…。」と思えるモノだった。
走る方向が違うため、途中で気付いてはいたものの、「何とか化けてくれないか。」とゆっくりとやり取りを繰り返したが、その願いは通じなかった。
種明かしをすると、猛回転の原因は僅か30m先でアタったためで、たまたまメジロの群れが船下を通りかかったタイミングで食ってきたようだ。
■続かないアタリ■
その後も間が開きながらもアタリは拾えたが、仕掛を同じセッティングにしたままで続くことはなかった。
浮力調整用の発泡ウキはサイズを大きくしても、逆に全く無しにしても結局は殆どサシエサは船の真下付近に落ちて、最終的にある程度のタナまで沈むとエサ盗りの餌食になっていたので、「サシエサがなくなるまでにどう落ちるか?」が低調な中で釣果を伸ばすカギだった。
イメージ的には、上から降ってくるオキアミのマキエサの中をマダイが時たま食い上がってくるのと、その中をメジロが通りかかるのにタイミングが合えば、アタリが出るといった感じだった。しかし、そのタイミングが一定ではないため、常に変化を付ける必要があって、一度アタリが出たタナ(浮力)であっても、次の流しでアタリが続かなければ浮力を上げる、あるいは下げる方向に調整していくことで、次のアタリがようやく拾えるといったことが繰り返されていた。仕掛を殆ど固定していた同船者は殆どアタリを捉えていなかったので、この日の状況下ではこのアプローチは正解だっようだ
言わば「上から落ちてくるスピードを変化させて食わせていた」ということになるのだろうか…。
後半になって、船の周りではメジロがエサとなる小魚を追いかけて海面が沸き立ったようになる、ボイルが始まった。頻繁に起こるその様子を船長と「潮が動かないから口を使わないというのは間違いやね…。」とか言いながら眺めていたが、その群れがオキアミに反応することはなかった。
最終段階になっても傾向は変わらず、この日最大のマダイ、とは言っても中型をゲットした後に納竿時間を迎えた。
大マサはまだ居るようだが、それをゲットするのは日に日に厳しくなっている。それが獲れなかったことは残念だが、それは初めから“ダメもと”だと理解した上での釣行だったので、一日退屈せずに楽しめたことで納得は出来ている。こんな状況下でも釣りを成立させてくれたことに関しては鷹巣の海と晴海丸の船長さんに感謝感謝である。
■来年に向けて■
今シーズンは玄達瀬が5回と鷹巣沖が4回、計9回の釣行で、ヒラマサボーズ(勿論、他魚は釣っているが、)は2回のみという結果だった。ただし、失敗を重ねたため、数は上がらず、「もう何本かは…。」と思うだけに悔しさが募るが、勉強になることも多かったし、少しだが試そうと思っていたことも実践できて、それが有効だということにも気付かされた。
次シーズンまで7ヶ月以上もあるが、「鷹巣沖で1m5cm、玄達瀬で1m30cmの大マサ、巨マサをゲット!」を目指し、来年は更にスキルアップした状態でチャレンジを続けるつもりだ。
■今期最終釣行■
いつものように晴海丸さんに乗り込み、晩夏から攻めている大マサ出現ポイントへと向かう。そして程なく現地に到着したが、殆ど潮が動いていないため、魚礁(とは言っても小さな物だが)に近づけばエサ盗りが沸き、離せばマキエサが届かない状況の中、船長はいつものように的確な判断で船を着けた。
マキエサをセッセと撒き、それが効き始めた頃に速くもアタリがあった。だが、それは低活性時の「スルスルッ」と出ては止まるような弱々しいモノだった。
●引きも大したことはない●
すぐに中型のマダイと判断し、難なく引き寄せる。そして無事にゲット。
●45cm級●
「まずは、ボーズ逃れ。」と安堵したが、「狙いはこんな魚ではない、あくまでも大マサだ。」と、気合いを入れ直した矢先、近くに着けていた僚船で歓声が上がった。電話連絡によると、上がったのは98cmの大マサだったようだ。
「水温も下がったし、もう居ないかも?。」と思っていたため、諦め半分だった大マサが現認できたことで、気合いが入ったが、これ以降、全くアタリが途絶えてしまった。
■修正後■
僚船は全く何もない状況に早、諦めたらしくポイント付近から退散していった。周りに他船が居なくなったことに加えて風向きが変わったこともあって、船長はアンカー位置の修正を行った。
これが功を奏してポツポツながらアタリが拾えるようになった。一枚目のマダイと同寸を釣った後にしばらく時間をおいてのアタリは、玄達瀬のヒラマサ並の、猛回転だったために「オッ!これは…。」と思えるモノだった。
●引きも結構強い●
走る方向が違うため、途中で気付いてはいたものの、「何とか化けてくれないか。」とゆっくりとやり取りを繰り返したが、その願いは通じなかった。
●70cm弱のメジロ(若いブリ)●
種明かしをすると、猛回転の原因は僅か30m先でアタったためで、たまたまメジロの群れが船下を通りかかったタイミングで食ってきたようだ。
■続かないアタリ■
その後も間が開きながらもアタリは拾えたが、仕掛を同じセッティングにしたままで続くことはなかった。
浮力調整用の発泡ウキはサイズを大きくしても、逆に全く無しにしても結局は殆どサシエサは船の真下付近に落ちて、最終的にある程度のタナまで沈むとエサ盗りの餌食になっていたので、「サシエサがなくなるまでにどう落ちるか?」が低調な中で釣果を伸ばすカギだった。
イメージ的には、上から降ってくるオキアミのマキエサの中をマダイが時たま食い上がってくるのと、その中をメジロが通りかかるのにタイミングが合えば、アタリが出るといった感じだった。しかし、そのタイミングが一定ではないため、常に変化を付ける必要があって、一度アタリが出たタナ(浮力)であっても、次の流しでアタリが続かなければ浮力を上げる、あるいは下げる方向に調整していくことで、次のアタリがようやく拾えるといったことが繰り返されていた。仕掛を殆ど固定していた同船者は殆どアタリを捉えていなかったので、この日の状況下ではこのアプローチは正解だっようだ
言わば「上から落ちてくるスピードを変化させて食わせていた」ということになるのだろうか…。
後半になって、船の周りではメジロがエサとなる小魚を追いかけて海面が沸き立ったようになる、ボイルが始まった。頻繁に起こるその様子を船長と「潮が動かないから口を使わないというのは間違いやね…。」とか言いながら眺めていたが、その群れがオキアミに反応することはなかった。
●メジロのボイル●
最終段階になっても傾向は変わらず、この日最大のマダイ、とは言っても中型をゲットした後に納竿時間を迎えた。
●最大で52cm…●
大マサはまだ居るようだが、それをゲットするのは日に日に厳しくなっている。それが獲れなかったことは残念だが、それは初めから“ダメもと”だと理解した上での釣行だったので、一日退屈せずに楽しめたことで納得は出来ている。こんな状況下でも釣りを成立させてくれたことに関しては鷹巣の海と晴海丸の船長さんに感謝感謝である。
●中~小型マダイが4枚にメジロが2本●
■来年に向けて■
今シーズンは玄達瀬が5回と鷹巣沖が4回、計9回の釣行で、ヒラマサボーズ(勿論、他魚は釣っているが、)は2回のみという結果だった。ただし、失敗を重ねたため、数は上がらず、「もう何本かは…。」と思うだけに悔しさが募るが、勉強になることも多かったし、少しだが試そうと思っていたことも実践できて、それが有効だということにも気付かされた。
次シーズンまで7ヶ月以上もあるが、「鷹巣沖で1m5cm、玄達瀬で1m30cmの大マサ、巨マサをゲット!」を目指し、来年は更にスキルアップした状態でチャレンジを続けるつもりだ。
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