中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

東からの急潮流にて…

2017-04-29 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 ようやく出船できたものの、白石グリでは予想もつかない潮が流れていた。こんな書き出しをすると、結果は目に見えているだろうから、今回は簡単に。

 先週でもお伝えしたように、ボクとしては短めの竿に慣れるため、それをセッティングして望んだ。

●今回は2.5mの竿を使用●


 最初は中浜沖で様子を伺い、ダメそうなら白石グリへと向かう二段構えのプランだったが、中浜沖では南東からの逆潮が流れており、期待薄だったため、入漁時間に合わせて移動をした。
 11時に再スタートをし、無事にポイントを確保したが、本命とは違う東からの逆潮が流れ、しかもそれは今までに経験をしたことが無いほどの速さだった。

●100mあたり4分30秒ほど●


 それでも「動いていないよりはマシ。」と、流し始めるが、こんな潮でありながら、何と2投目で道糸が走ってアタリを捉えることに成功した。

●うれしい初アタリ&竿の曲がり●


 だが、引きは大したことはなく、あっさりとネットイン。これは小マサだった。

●65cmほどの小マサ●


 続いての流し以降ではハマチが続いたので、発泡ウキのサイズを上げて、どんどんタナを上げてゆく。しかし、どうやってもハマチしか掛からなかった。そして、見る見るうちに活性が下がって、全ての魚からのアタリが遠のくようになっていった。

 周りを見ても当初は活発に竿が曲がる様子が伺えたのだが、一斉に沈黙の時間がやってきたかのように静まり返っていた。

●横並びの各船も沈黙●


 残り時間が1/3を切る頃、移動をするには最後の判断をするタイミングだったので、たまらず移動を決意する。しかし、東からの潮は流速を増し、100mあたり、3分30秒を切るようになっていた。
 そんな中、何とか捉えたアタリで竿が曲がるも、

●そこそこに竿が曲がるが…●


 船下に来てからのやり取りで、ヒートアップすることは無かった。

●メジロでは全く喜べない●


 そして、ドラマは起こらないままに終了の時間を迎えた。


 当日は、数えてみると8隻ほどの釣り船が白石グリに横並びなっていたが、後日H.P.を覗いてみると、こんな潮流であっても大型のヒラマサを2~3本獲っていた船が3隻ほどあったようだ。次いで、ボクたちと同じ小マサが1本だったのが1隻で、その他はヒラマサ・ボーズだったようだ。
 こうやって確かめると、「大型が出るか出ないか」については、この程度の確率であり、「どの船でも釣果が出る釣りではない」ということがハッキリとしている。であるから、“ハイリスク・ハイリターン”の釣りの部類に入ることは間違いのないところだ。だからこそ、せっかくのチャンスを細ハリスの使用で逃すことは避けなければならない。
 「この時期の白石グリは8号ハリスを標準に!」ということを今更ながらに力説しておきたい。無論、「釣ってから言え!」と言われれば、何も言い返せないのが辛いところだが…。


 大型連休に入るため、しばらくは休刊です。再開は5月13日頃の予定です。
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