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「面黒いという言葉がある」について考える

2011-06-02 09:47:08 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

「面黒い」という言葉のまえに、「面白い」の語源について考えて見ましょう。

 Photo_2 昔、同じ部族のもの同士が、焚き火を囲んで酒を酌み交わし自慢話をしていました。そんなときに、一人の人間が注意を引くような話をすると、皆は一斉に顔を上げました。このとき、燃え盛る炎に照らされて、顔が真っ白く浮かび上がりました。この顔のことを面(おもて)といいました。

 こうした状態をいつの間にか「面白い」というようになりました。今では、滑稽なこと、趣があることなどの意味に使われています。

 また、一説には目(面)の前が白く(明るく)なる感じを表す意で、もとは景色の美しさを表現する言葉であったともいわれています。

おも‐しろ・い【面白い】

[形][文]おもしろ・し[ク]《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》

1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。「何か・いことはないか」「仕事が・くなってきた」「この作品は・くなかった」

2 つい笑いたくなるさま。こっけいだ。「この漫画はなんとも・い」「・くもない冗談」

3 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。「夏休みを・く過ごした」「無視されたようで・くなかった」

大辞泉

もうお気づきだと思いますが念のため・・・。

「面白い」と「つまらない」の相反する意味で用いられた言葉なのです。「面白い」と同じ意味の「面黒い」は近世江戸の通人や職人が使ったといわれています。

また、つまらない意味の「面黒い」は俳句や川柳で使われたそうです。

つまらない意味の方は、面白いの「白」を「黒」にすることで正反対の意味を表し、「おもしろくない」としたもので、普通に考えられる表現です。おもしろい意味の方は、面白いの「白」をもじって「黒」にし、「面白い」を洒落て言った言葉です。

おも‐くろ・い【面黒い】

 [形] 

 「面白い」をたわむれに反対に言ったもので、「面白い」と同意。東海道中膝栗毛初「こいつ―・いと、かのげたをはきて」

 近世、「面白くない」をしゃれて言ったもの。つまらない。

広辞苑

 つまり、「面黒い」という言葉には、おもしろいという意味と、おもしろくないという二つの意味があるのです。

 江戸の人たちが言葉遊びを楽しんでいた様子がうかがえます。

Photo

したっけ。

コメント (16)
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倉内佐知子

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