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「オシャカになるの語源」について考える

2011-06-27 09:55:42 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

お‐しゃか【▽御▽釈×迦】

作り損ねた製品。不良品。また、使いものにならなくなったもの。「にする」「傘がになる」

◆阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことから出た語とされ、鋳物・製鉄工場などで使われ始めたという

大辞泉

物事が駄目になることを「オシャカになる」と言いますが、この言葉の由来にはいくつかの説があります。

地蔵や阿弥陀の像を鋳てつくるつもりが、御釈迦様の仏像を誤って作ってしまったことから、間違ってつくられたものを指すようになった。

江戸の金細工職人または鋳掛屋)が、炙り過ぎて失敗した時のことを「火が強かった」「ひがつよかった」「しがつよかった」「しがつようかだ」と変化させ、4月8日がお釈迦様の日であるから、「お釈迦になった」という駄洒落が始まりだとされています。(江戸時代は言葉遊びが非常に多かった.。また、「ひ」を「し」と発音。)

  

Photo_2 お釈迦様の誕生日を祝う花祭りに起源を持つというのがあります。花祭りにはお釈迦様の像に頭から甘酒をかける風習があります。そこから雨などで全身ずぶぬれになる事を、おシャカさんになると言うようになり、転じて濡れてだめになった商品などもおシャカになると呼ぶようになったというものです。

 

まだまだ、沢山の説があるかもしれませんが、実際は、お釈迦様が仏を意味し、仏が死を連想させることから、駄目になったものをおシャカと呼ぶようになったのが本当のところかもしれません。お陀仏と同じ連想ですね。

個人的には、4月8日説が好きです。

★おまけの雑学★

なぜ花祭りに甘茶なのかといいますと、お釈迦さまが誕生されたときに天から甘い雨が降ったという言い伝えによるものだそうです。

Photo

したっけ。

コメント (10)
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倉内佐知子

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