都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
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本日、「コウリンタンポポ」、「コケモモ」に続いて3回目の更新です。
空気というのは比較的温度が伝わりづらい(逃げづらい)ので、30度だと、自分の体温をほぼ逃がすことができないということになります。温まった空気が体にまとわり付いています。そのため発汗して逃がすことになり暑いと感じるのです。風が吹くと涼しいのは体にまとわり付いた空気が移動するからなのです。
水は熱が伝わりやすいので、自分自身の体温がすぐに水に移動してしまうから冷たく感じるのです。
水と空気の温度の感じ方の違いで一番大きな要因は、両者の熱容量の違いです。
例えば1リットルの水の温度を1℃変化させるためには1000カロリーの熱エネルギーが必要ですが、1リットルの空気の場合は1カロリーにも満たないわずかな熱エネルギーで充分です。
したがって体温より低い温度の水は、同じ温度の空気よりも大量の熱エネルギーを身体から奪うので、より冷たく感じます。反対に体温より高い温度の水は大量の熱エネルギーを身体に与えるので熱く感じます。
したっけ。
コケモモ(苔桃) ツツジ科 スノキ属
学名:Vaccinium vitis-idaea
花期:春 6~7月
背丈:5~20㎝
苔ではなくて、ツツジ科の木です。秋に赤く熟す 7 ミリほどの実を桃にたとえ、全体が小さいので「コケ」という形容詞がついているのです
苔のように小さく、赤いモモのような実をつけることから、コケモモと名付けられました。
コケモモは,高山のハイマツ帯の縁などに生える常緑小低木。ヨーロッパでは古くからコケモモの実でジャムが作られているそうです。日本では高山帯に分布が限られるため採集できるところは少ないようです。
先に紹介したコメバツガザクラに似ていますが、コケモモの花冠は先が細くなりません。コメバツガザクラの花冠はつぼ状に先が細くなります。
地面を這うように生育し、一見草に見えますが、立派な木です。ツツジ科の植物には、草のように小さい木がたくさんあります。
花は、普通は淡いピンク色をしているのですが、色の変化が多く、白い物もあります。実は赤く熟し、アイヌの人達はフレップと称して食したり、果実酒にしたりしていました。
したっけ。
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科 ヤナギタンポポ属 多年草
花期:6~7月
学名:Hieracium aurantiacum
別名:絵筆蒲公英(エフデタンポポ)、絵筆菊(エフデギク)など
原産地:ヨーロッパ
生育地:明るい草原、荒れ地、道端など
背丈:20~50㎝
日本へは明治時代の中期に観賞用として渡来ました。
北海道で広く野生化しているほか、本州の中部地方以北などに見られます。
特に道北に多いとのことで、戦後にサハリンから侵入したものと推定されています。
茎には黒っぽい毛が密生している。葉は根際から出る葉と茎から出る葉があります。根際から生える葉はロゼット状となります。
茎につく葉は互い違いに生えます(互生)。葉の形はへら状です。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は丸い。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、10輪くらいの花(頭花)をつけます。
花の色は赤橙色で、花径は20㎜から30㎜くらいです。
英名では当初、花の美しさから「ヴィーナスの絵筆」と呼ばれていましたが、その後、あまりの繁殖力の凄さに、「悪魔の絵筆」と呼ばれるようになってしまったそうです。
この花は、川の向こう岸に生えています。
したっけ。