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「冬の字源と語源」について考える

2011-11-08 07:35:30 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

11月になっても、暖かい日が続いていますが今日は「立冬」です。「冬」について考えて見ましょう。

「冬」の字源

象形。もと、食物をぶらさげて貯蔵したさまを描いたもの。のち冫印(氷)を加えて、氷結する季節の意を加えた。物を収蔵する時節のこと。音トウは、蓄(たくわえる)の語尾がのびたものだそうです。

Photo_2

「冬」の語源

寒さが威力を「振う(ふるう)・振ゆ(ふゆ)」が転じた説。

冷ゆ(ひゆ)」が転じた説。

動物が出産するという意味の「殖ゆ〔ふゆ〕」などからきた言葉です。

冬になると山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えます。新しい生命の始まりとなる春までの充電期間となる季節です。

毎年117日頃の「立冬」とは、冬の始まりという意味です。

「しばれる」の語源

北海道では、「寒いという言葉では表現しきれないマイナス20度を下回るような(十勝ではマイナス30度近くなることもあります)厳しい寒さになる」ことを「しばれる」と言います。語源は「柴割れる」だそうです。

あまりの寒さに柴の水分が凍結して、「柴が割れる」状態になることから生まれたことばなのだそう。

どうです、一度体感してみてはいかがですか?「しばれるねぇ」って言葉が凍って地面に落ちています。

Photo

したっけ。

コメント (16)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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