都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
皆さんは、「十二支」と聞くと、「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)」とすぐに思い浮かぶと思います。
しかし、これがそもそも間違いだそうです。「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)・・・」という読み方は、十二支以外ではしません。
本来は、「子(し)、丑(ちゅう)、寅(いん)、卯(ぼう)、辰(しん)、巳(し)、午(ご)、未(び)、申(しん)、酉(ゆう)、戌(じゅつ)、亥(がい)」であり、何故お馴染みの動物を当てはめたのかは、わからないそうです。
さてこの「十二支」ですが、起源ははっきりとはわからないそうですが、古く中国の殷代の遺跡から発掘された甲骨にすでに使われていたそうです。
西暦でいうと紀元前1500年くらいの話です。当時日本は弥生時代でまだ国という概念は出来上がっていません。
金印で有名な「奴国」が中国に使者を送ったのが、西暦57年ですから気が遠くなりそうな大昔のことです。
この頃の「十二支」は、「年月日」、「方位」、「角度」など、「時間」と「方向」についてのほとんど全部に使われていたといわれています。つまり、数字の代わりではないかと考えられます。
西洋にも「宮」、「獣帯」という考え方があって、ウシ、カニ、シシ、サソリ、ヤギ、サカナなどが各宮の名前になっていたそうです。獣帯(黄道帯)にはネコ、イヌ、ヘビ、カブト虫、ロバ、シシ、ヤギ、ワシ、タカ、サル、ワニなどが登場してくるそうです。
星座などにも残っています。
サイン (占星術)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サイン(英語 sign)またはアストロロジカル・サイン(astrological sign)は、西洋占星術などのホロスコープを用いる占星術において、獣帯を黄経で12等分したそれぞれの領域。獣帯(zodiac)とは、天球上の黄道を中心とした、惑星(太陽・月などを含む)が運行する帯状の領域である。サインは古くは宮(きゅう)と呼ばれていた。12のサインを合わせて十二宮や黄道十二宮と言う。
これらの起源は、同じだと考えられているようなのですが、それが東洋なのか西洋なのかはわからないのだそうです。
世界の十二支
国 |
十二支の動物 |
日本 |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
中国 |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
台湾 |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
韓国 |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
チベット |
鼠・牛・虎・猫・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚 |
タイ |
鼠・牛・虎・猫・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚 |
ベトナム |
鼠・水牛・虎・猫・龍・蛇・馬・山羊・猿・鶏・犬・豚 |
ロシア |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
モンゴル |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 |
鼠・牛・豹・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 | |
ベラルーシ |
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚 |
鼠・牛・虎・猫・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚 |
この表を見ても起源が同じであることは容易に推測できます。みな、大体同じですから・・・。
これだけ使われていながら、起源がわからないことに驚きです。
★ おまけ★
よく勘違いするのは、「十二支」と「干支」。「干支」は「十二支」と「十干」を組み合わせたもので60種の組み合わせがあります。それで、もとの干支に戻ることを「還暦」といいます。
したっけ。