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「どっこいしょ!の意外な語源」について考える

2012-01-20 10:07:37 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

どっこいしょ!」という言葉には、「人はいつからオバサンになるのか?」という重大な問題の答えが秘められています。

「立つときはともかく、座るときにどっこいしょというようになったら、もうオバサンかも・・・」と思っている女性は多いかもしれません。

Photo_2 この「どっこいしょ!」、の語源は以外にも「何処へ(どこへ)」という掛け声だといいます。

この「どこへ」はもともと感動詞で、相手の発言や行動をさえぎる時に使う言葉です。

昔、勝負事などで、相手の気勢をそらすために、「何処へ行くんだ。そうは行かさないぞ。」というような意味をこめて「何処へ」と声をかけたそうです。

なんの!」や「どうして!」などと同じように思わず力が入る言葉だったのです。江戸時代には歌舞伎にもよく出てきたそうです。

「どこへ!」が「どっこい!」となり、さらに「どっこいしょ!」と転訛したといわれています。相撲で「どすこい!」と言うのも、この「どこへ」が語源のようです。

この「どっこいしょ!」が、いつの間にか自分への励ましの言葉に代わって言ったのです。

またこんな説もあります。日本は、古くから山には神様や祖先の霊がいるとする山岳信仰がありました。その信仰の対象として山に登る風習がありました。その際、「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながらのぼっていたのです。

六根とは、仏教の世界で「目」・「鼻」・「耳」・「舌」・「身」・「意(心)」のことをいい、これらは世間とふれあう部分のため、穢れを清めるために「六根清浄」と唱えたのです。「ろっこんしょうじょう」が「どっこいしょ」と聞こえたのではないかという説です。

どちらにしても、不思議でならないのは、子どもは「どっこいしょ!」とは言いません。しかし、大人になると自然に「どっこいしょ!」が口をつきます。

あなたが初めて「どっこいしょ!」といったのは、幾つのときでしょうか?

Photo

したっけ。

コメント (10)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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