都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
「辰」は十二支の「5番目」で、「辰の方位」は「東南東(正しくは、東南東よりやや南寄り。南東微北)」、「辰の刻」は「午前8時およびその前後2時間」、「辰の月」は「陰暦三月」をさします。
「竜(龍)」は呉音では「ちゅう」、漢音では「りょう」といいます。「たつ」は日本の読み方です。
『日本書紀』の古訓では、龍という文字をすでに「たつ」と呼んでいるそうです。「空中有乗龍者 貌似唐人 著青油笠 而自葛城嶺馳隠膽駒山 及至午時従於住吉松嶺乃 上 西 向馳去(空中にして龍(たつ)に乘れる者有り。貌(かたち)、唐人(もろこしびと)に似たり。青き油笠(あぶらきぬのかさ)を着て、葛城の嶺(たけ)より、馳せて膽駒山(いこまのやま)に隠れぬ。午時に及で西に向い馳せ去る。)」(紀下 三二六頁)
『百人一首』にも「嵐吹く 三室(みむろ)の山の もみぢ葉は 龍田(たつた)の川の 錦なりけり」とあります。
「たつ(竜・龍)」の語源は、「立」で、「立ち昇る」、「身を立てて天に昇る」という意味です。「立」は「たつ」、「りゅう」と読みます。
「龍」という文字は、月は肉の動物を表し、右側は、その肉が飛び跳ねている形だそうです。この二つで躍動飛行する姿をあらわし、「立」は大地に立った形、または童の省略で音符として「りゅう」の音を表すために付けられたそうです。
「辰」は動物にあてはめると「竜」ですが、十二支で唯一の想像上の動物です。「竜」は常用漢字で、「龍」は旧字体。
中国では、「四瑞(しずい)」として尊ばれる。「麒麟(きりん)」は信義を表し、「鳳凰(ほうおう)」は平安を表し、「霊亀(れいき)」は吉凶を予知し、「応竜(おうりゅう)」は変幻を表すという。短く麟(りん)・鳳(ほう)・亀(き)・竜(りゅう)とも言う。
「四瑞」は、中国における想像上の動物・生き物です。「四霊(しれい)」・「瑞獣(ずいじゅう)」ともいい、瑞兆として姿を現すとされるものだそうです。
「竜神」や「竜王」はこれを神格化したもの。
「竜」は古代中国の神話で神獣とされているため、中国では皇帝の象徴となっています。そのため、「竜顔=帝王の顔」、「竜衣=帝王の衣服」、「竜影=帝王の姿」など帝王にまつわるものには竜がつくことが多く、最上級の意で竜を用いることもあります。
「竜」は「四神」のひとつで、水中に棲むとされ、なき声で嵐や雷雲を呼び、竜巻となって昇天し、飛翔します。四神とは、天の四方をつかさどる神。東の「青竜(せいりょう)」、西の「白虎(びゃっこ)」、南の「朱雀(すざく)」、北の「玄武(げんぶ)」のこと。四獣とも言います。
竜の姿は「竜に九似あり」といわれるように、角は鹿、頭は駱駝、目は鬼、身体は蛇、腹は蜃(想像上の動物)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ており、長い髭をたくわえ、あごの下に1枚だけ逆さに生えた逆鱗(げきりん)があります。竜はこの逆鱗に触れられるのが大嫌いで、触れられると激高し、触れたものを即座に殺すとされています。
したっけ。