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「あいつは、うぬぼれが強くてまったく鼻持ちならないやつだ!」
どんな所にも「鼻持ちならないやつ」はいるものですが、「鼻持ち」ってどういう意味なのでしょう。
この「持ち」は、「このお菓子は日持ちがする」とか、「この切花は持ちがいい」というような使い方と同じで、その状態が長く続くことを意味します。
「もち【持ち】
1 品質や機能が長い間変わらずに続くこと。「値段は高いが―がいい」
2 所有すること。「―時間」「物―の人」
3 引き受けること。受け持つこと。負担。「費用は先方―だ」
4 歌合わせ・囲碁・将棋などの勝負で、引き分けになること。持(じ)。
大辞泉
このことから、「鼻持ち」は「長く続く臭気を耐え忍ぶ」、という意味なのです。
「鼻持ちならない」とは、臭気がひどくて我慢できないことを指すようになり、それが不愉快な人を指すように変わったのです。
鼻持ちならない
言語や行動ががまんできないほど不愉快である。「―ないきざな男」
大辞泉
「臭気」ではありませんが、私が耐えられないのは女性のつけすぎた香水の匂いです。最近の映画館は座席指定なので、隣にこういう方が座られると、拷問のようになります。せっかくの香りも過ぎてはいけません。
向こうも、「おじさん臭くてかなわんわぁ」と思っているかもしれませんが・・・・・。
昔からの言葉に、「女は古くなると姑(しゅうとめ)になり、鼻持ちならなくなると嬶(かかあ)になる。」というのがあります。
年を取ると奥さんぐらいしか、鼻つき合わせてくれる女性はいないと思うのですが・・・。
花粉症の季節です。鼻には十分ご注意をしてください。
したっけ。