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「人一倍ってなんか変?」について考える

2012-03-13 10:07:25 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

皆さん「人一倍」という言葉の意味は知っていると思います。

この一年間「人一倍」がんばった人も多いと思います。

ひと‐いちばい【人一倍】

普通の人以上であること。副詞的にも用いる。「寒さには強い」

大辞泉

しかし、よく考えてみると、何か変ではありませんか・・・。

人一倍」だったら人の一倍ということは、「×1」です。算数で習いましたね。「1×11」、「「2×12」・・・。同じということです。

ところが、これは西洋の考え方なのです。日本語では「人一倍」で合っているのです。

その理由を紹介します。

江戸時代までは倍数を表すのに二種類の表現の仕方があったのです。それは「倍(ばい)」と「層倍(そうばい)」です。

ばい【倍】

1[名]ある数量を二つ合わせた数量2。「の分量」「にして返す」2[接尾]助数詞。同じ数を重ねて加え合わせる回数を表すのに用いる。「三」「一〇

そう‐ばい【層倍】

[接尾]助数詞。数を表す漢語に付いて、その倍数だけあることを表す。「三の価」

大辞泉

2 つまり、」はそれだけで「×2を意味し、層倍」は「×1を意味していたのです。

「倍」、「一倍」、「二層倍」などは「×2」のことだったのです。

「二倍」、「三層倍」は「×3」のことでした。

ただ前者の「」という表現の仕方は、日本独自のものであり、明治以降西洋数学が導入されると、複雑でわかりにくかったため、「層倍」の考え方が一般的になりました。

「二層倍(=×2)」の意味で「二倍」と表現するようになり現在に至っているのです。

「人一倍」という表現は、「倍」と「層倍」が分かれていた頃の名残だったのです。

人一倍」とは、普通の人「二層倍(=×2」であることを意味する語句なので合っていると言うことになります。

現在でも、「この借りは倍にして返す」などと言うときも二倍の意味になります。

したっけ。

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コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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