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「日向ぼっこの語源」について考える

2012-03-10 10:28:41 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

日向ぼっこ」とは、なんともうららかで気持ちのいい言葉だと思いませんか。

真夏の日向には出たくもありませんが、風のない春の日に、日当たりのいい縁台に腰掛け、うとうとと過ごすのは最高のひと時ではないでしょうか。

年寄りくさい?いいじゃありませんか・・・。

しかし、考えてみると「ぼっこ」って何でしょう。

ひなた‐ぼこり【日向ぼこり】

「ひなたぼっこ」に同じ。今昔物語集19「春の節トキになりて、日うららかにて、―もせむ、若菜も摘みなむと思ひて」

広辞苑

『今昔物語』(1120年頃)にあります(巻第19、第8西京仕鷹者、見夢出家語)の中に「春の節に成りて日うららかにて日なた誇もせむ。若菜も摘なむと思ひて」とあるそうです。これが「日向ぼっこ」の語源だというのです。

つまり、「日向ぼっこ」は「日向誇り」が語源だというのです。「ぼっこ」は「誇り」の転訛した言葉という説です。「ひなたぼこり」、「ひなたぶくり」、「ひなたぼこう」、「ひなたぼこ」、「ひなたぼっこ」。

Photo_2 しかし、「誇り」といっても、「自慢に思う」ということではなく、「快適である」とか「意気揚々としている」という意味だそうです。

この説が、最有力だとされています。

ちなみに、若い女性が「ほっこり」という言葉を使うそうですが、語源は同じだそうです。

「なんかー、ほっこりしてぇー、超和むんじゃねぇ。」

これでは『今昔物語』も形無しです。

また、『杜詩続翠抄(1439頃)』八に見られる、「日向北向(ひなたほっかう)して身が暖に成りゆるゆるとなる也」が語源だとする説もあります。

日向北向」とは、ひなたで北を向き背中を暖めるという意味だそうです。

「きなたほっこう」から「ひなたぼっこ」に転訛したというものです。

また、他の説では、「日向ぼっこ」の語源は「日向惚け在り(ひなたほうけあり)」で、日を浴びてほうけていることだそうです。これだと、日差しを浴びてボーッとしている雰囲気がありましね。

この「ほうけあり」が「ぼこり」さらに「ぼっこ」に転訛したのだというのです。

しかし、「ぼっこ」は「惚けている」という意味?これだと、うかうか「ひなたぼっこ」もしていられません。家族が心配しますから・・・。

Photo

したっけ。

コメント (12)
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倉内佐知子

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