団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「“びびる”は由緒正しい日本語?」について考える

2012-03-14 09:53:09 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

「いやあ~、びびったよ!」

恐くて逃げ出しそうになったときなどに、「びびる」という言葉を使います。

びび・る

[動ラ五]恥ずかしがる。また、おじけづく。気持ちが萎縮(いしゅく)する。「大舞台で・ってしまう」

大辞泉

「びびる」という音感から、若者が造った現代語のように思われがちです。

ちょっと尾籠な話で申し訳ありませんが、恐くておしっこを「ちびる」からきていると思っている人もいるようですが違います。

しかし、「びびる」は平安時代末期には既に使われていた由緒ある言葉だそうです。

へいあん‐じだい【平安時代】

平安京に都が置かれた時代。延暦13年(794)の桓武天皇の平安遷都から文治元年(1185)鎌倉幕府の成立までの約400年間。平安朝時代

大辞泉

Photo_2びびる」の語源は、大軍が動くときの鎧が触れ合って出す独特の音だそうです。この音が「びんびん」と響くことから、この音を「びびる音」と言ったことによるそうです。

遠くから聞こえるこの音が、大きければ大きいほど敵は大群だということになります。聞いたほうは恐くなります。

つまり、「びびる音」に反応して恐がることから「びびる」となったようなのです。

Photo_3 平家が現在の静岡県富士川あたりに陣を敷いた時、小鳥がいっせいに飛び立つ音を源氏軍が大挙して攻め込んでくる「びびる音」と勘違いし、平家軍はびびって戦わずに逃げたという「富士川の戦い」は、歴史に名高い戦いとなっている。

ふじがわ‐の‐たたかい【富士川の戦い】

治承4年(1180)源頼朝の軍と、追討のため京都から下向した平維盛(たいらのこれもり)らの軍が、富士川を挟んで行った合戦。平氏軍は水鳥の羽音を敵の襲来と誤認して敗走したという。

大辞泉

どんな武将であろうとも、多勢には「びびった」ということなのです。

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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