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「李/酢桃(スモモ)バラ科サクラ属の中高木です。
開花期:3月から4月(北海道は5月に咲きます)。
樹高:2mから4mくらいです。
原産地:中国
葉に先立ち枝にまとまって白い花が咲きます。
中国では桃とともに春の代表的な花として古くから愛されてきました。日本へは奈良時代には渡来しており、大伴家持の歌が万葉集にも残されています。
「わが園の李(すもも)の花か庭に散るはだれのいまだ残りたるかも」
(わが園の李の白い花なのだろうか、庭に散っているのは。それともまだらの雪が残っているのだろうか。)
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の展開に先立って白い五弁花をつける。
図鑑には開花時期は、「梅が終わって桜が咲き出す寸前のころである。」とありますが、北海道では桜の後に咲きます。
葉のつけ根に、花径15から20㎜くらいの花を2、3輪ずつ密生して咲かせます。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤紫色ないし黄色に熟します。
実の酸味が強いことから「酢桃」とも書きます。これが語源です。形が桃に似ていてすっぱいことに由来します。
生で食べるほか、ジャム、果実酒、乾果などに加工する。俳句では、「李」が夏の季語、「李の花」が春の季語だそうです。
花言葉は、「忠実」「貞節」「独立」「疑惑」「甘い生活」 です。
したっけ。