都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
「十勝川に川霧」についで2回目の更新です。
今日は冬至です。昔から、この日にゆず湯に入り、カボチャを食べると風邪をひかないと言われています。
何故、柚子とかぼちゃなのでしょう。
■柚子湯に入る意味
何故、冬至に柚子湯に入る習慣が出来たのでしょう。
昔の人のお得意の言葉遊び、「柚子=融通がきく」、「冬至=湯治」という語呂合わせから柚子湯に入るという説もあります。
しかし、元々は、厄払いをするための「禊(みそぎ)」だったようです。
昔は毎日入浴しませんから「一陽来復」のために身を清めるのも道理です。
いちよう‐らいふく【一陽来復】
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「―の春」
大辞泉
また、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。
さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
端午の節句の菖蒲湯も同じ考え方です。
■かぼちゃを食べる意味
冬至には「ん」がつくものを食べると「運」が呼べると言われています。これも言葉遊びです。
「にんじん」、「だいこん」、「れんこん」、「うどん」、「ぎんなん」、「きんかん」などがそうです。
これを「運盛り」といって、縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切るという知恵でもあったようです。
カボチャは漢字で書くと「南瓜(なんきん)」といいますので、「運盛り」の一つです。
「なんきん」は、中国の「南京(なんきん)に由来します。元々は「南京瓜」だったのが、中国に倣って「南瓜」と書くようになったようです。
「南瓜(かぼちゃ)」には、ビタミンAやカロチンが豊富なので風邪予防に効果的なのです。
土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのと同じです。
北海道十勝地方では「お汁粉」に「南瓜」を入れて食べます。十勝の「小豆」は有名ですから・・・。
したっけ。