団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「桜の花が咲いた夜」
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「草原の対決」【児童】
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「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「トナカイと一口に言っても・・・」について考える

2012-12-22 10:30:36 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

トナカイは「日本語だと思っていませんか。実は違います。日本語では、かつて漢語である「順鹿(じゅんろく)」といっていたそうです。

トナカイは、アイヌ語「tonakkay(トナカッイ)」に由来するようです。司馬江漢の『春波楼筆記』には、間宮林蔵が樺太を探検した話の中で、「唐太の地に、トナカヒと云ふ獣あり」と記されていることから、江戸時代に「トナカイ」の呼称が伝わったと考えられます。

トナカイの和名「馴鹿」は、飼い馴らされた鹿を意味し、「じゅんろく」と読みます。トナカイは、シカ科の中では珍しく、メスも角を持つことで知られます。オスのトナカイの角はメスより大きく、晩秋には落ちて春から生え始め、メスは春先になってから落ちるため、クリスマスにサンタのソリをひくトナカイは、メスではないかともいわれるそうです。

語源由来辞典

しかし、トナカイは北海道に生息していません、かつて生息した記録もありません。

では何故、アイヌ語のトナカイが日本に定着したのでしょう。

ロシアでアイヌ人とトナカイの生息域が重なります。そこで、トナカイの詳細な分布域をチェックしたところ、樺太(サハリン)には住んでいるようです。(Wikipedia

これは『語源由来辞典』の記述と一致します。

ということは,樺太周辺のアイヌ民族によって、トナカイと言う言葉が生まれ、それが日本のアイヌ民族に伝わり、日本人に伝わったことは間違いありません。

英和・和英辞典による馴鹿

Reindeer[](複 ~, ((時に))s)ヨーロッパ産トナカイ. トナカイ 《雄・雌ともに大きな枝角 (antler) をもつ北極地方産の動物; そり (sledge) を引っぱるのに用いられる(Rein:手綱)

Caribou [](複 ~s, ((集合的))~)動物カリブー:北米産の Rangifer 属の数種のトナカイの総称. 2.カナダ、ブリティッシュコロンビア州の行政区

Rangifer Caribou南カナダの針葉樹林に住むいくつかの大きなカリブーのどれか

Greenland Caribou:グリーンランドトナカイ雄雌両性とも大きな枝角を持つ北極鹿

Rangifer tarandus[学名]トナカイ属トナカイ種(tarandus:トナカイ座、星座))

Rangifer[]トナカイまたはカリブーの総称

英語を調べてみるとたくさんあって、わかりません。種類別に調べてみました。

トナカイ・カリブー・レインディア(となかい・馴鹿)の種類一覧

名称

説明

トナカイ

学名:Rangifer tarandus
英語名:Mountain ReindeerWild Reindeer

馴鹿(じゅんろく)、カリブー、レインディアとも呼ばれています。

シカ科シラオジカ亜科トナカイ属の動物です。

カナダ、アラスカ、スウェーデン、デンマーク、グリーンランド、ノルウェー、フィンランド、ロシアなどの北極圏やその周辺に生息しています。

また、南極の近くのサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島などに家畜のため移入されています。

体長は120220cm。体重60300kg

オス、メス共に角を持っており、オスの方が大型の角になります。

蹄は大きく雪の上を歩いても雪に沈みにくくなっています。また最高時速80km近くの速度で走ることができます。

雑食で主に木の葉や草などの植物を食べていますが、ネズミなどの小動物を食べることがあります。 冬季には雪を干し起こし地衣類やコケ類を食べています。

トナカイ

学名:Rangifer tarandus tarandus

英語名:Mountain ReindeerWild Reindeer

シカ科シラオジカ亜科トナカイ属の動物で、トナカイの亜種(基本種)とされています。

北部ヨーロッパ、スカンジナビア半島、ユーラシア大陸の北部に生息しています。

コメント (12)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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