都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
クリスマスが1年に3回もあると聞いて喜ばれた方、うんざりした方。あなたはどちらですか。
そう早合点しないでください。みんなが3回クリスマスをするわけではありません。クリスマスは厳粛な宗教行事なのですから・・・。
日本のように、彼女だ、彼氏だ、ケーキだ、プレゼントだ、ホテルだと、宗教色のまったくない国の話ではありません。
その国は聖地のある「イスラエル」です。昨日、イスラエルにはクリスマスがないと書きましたが、それは商業的なイヴェントとしてのクリスマスです。クリスマスが3回もあるのは、キリスト教に様々な宗派が存在するからです。
おなじみ12月25日はカトリックのクリスマス、1月7日がギリシャ正教のクリスマス、そして1月9日がアルメニアン教会のクリスマスとなっている。
ただ、イスラエルでもユダヤ教徒はクリスマスを祝いません。そのかわり、ハヌカと言う祭りがユダヤ暦キスレブ(kislev)月の25日から8日間行われています。
2012年は12月9日から16日までですから、もう終わりました。
こちらのほうが、盛大だそうです。
キリスト教徒が少ないので、商業的なイヴェントはないそうです。
また、「ロシア」にも3回クリスマスがあります。というのも、ロシアはロシア正教というロシア独自のキリスト教があるためです。
12月25日は西欧式のクリスマスとして、1月1日はソ連時代に宗教色が排除された際にクリスマスの代わりにしたイヴェントの名残、そして1月7日がロシアの旧暦でのクリスマスです。この日はロシアでは休日になっています。
ロシアのサンタクロースについては、“「冬将軍の語源」について考える”をご覧ください。
3回クリスマスがあるといっても、プレゼントを3回もらえるという訳ではありません。日本人のように宗教に無頓着だと3回のプレゼントがもらえるかもしれませんが、キリスト教徒にはあり得ない話です。
ですから、3回はそれぞれの宗派の決めた日やお国の事情によるがクリスマスだったのです。
したっけ。