都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今朝の帯広は今冬最低の-22.7℃でした。-20℃を下回ると自分の息で睫毛や眉毛に霜がつきます。顔が痛くなります。手袋をつけた手も冷たいです。
このところ、最低-18℃前後、最高-5℃前後の日が続いていました。
最高気温がマイナスの厳寒の北海道から久し振りに不思議発見です。
くちとり‐ざかな【口取り×肴】
饗膳(きょうぜん)で吸い物とともに、最初に出す皿盛り物。かまぼこ・きんとんや魚・鳥・野菜の類を、甘みをきかせて調理したもの。3品から9品まで奇数で取り合わせる。古式の本膳(ほんぜん)料理では、勝栗(かちぐり)・熨斗鮑(のしあわび)・昆布を三方にのせたもの。くちとりもの。くちとり。
大辞泉
『大辞泉』を見る限り、北海道とは違うことに気づきました。
北海道の正月には「口取り」が欠かせません。
北海道の「口取り」とは何でしょうか。外観はおせち料理のようなのですが、実際には「お菓子(和菓子)」でできています。
主に正月用に店頭販売されるのが年末の恒例となっています。
「口取り菓子(くちとりがし、くちとりかし)」といいます。これは、本膳料理に添えられる菓子のことなのです。
「口取り菓子」はどういうものかというと、正月に食される御節料理(口取り肴)に模した菓子として、海老・鯛・宝船・松竹梅など縁起物に模して作り、専用の重箱(折箱)やパッケージ箱に詰めて販売されています。
白あんを用いた練り切り、羊羹、和菓子などでできています。
また、かまぼこでできている物もあります。
今は「口取り肴」も、もちろん在りますが、それとは別に「口取り」も食べます。
そもそもなぜこうした風習が出来上がったのかというと、北海道では鯛や伊勢海老を手に入れることができない土地柄であったため、昔の人はお菓子でそれを表現したといいます。
お正月に「口取り」といえば、北海道ではお菓子のことです。
これが北海道の常識・・・。
したっけ。