団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「昆布巻きに関するあれこれ」について考える

2013-01-08 09:54:07 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

昆布の歴史は古く、およそ1300年前にはすでに食されていました。昆布は古くは「広布(ひろめ)」といいました。「比呂米(ひろめ)」の万葉仮名が当てられました。

Photo_2 ひろめは「広める」、「お披露目」など縁起のよいもの祝いの席に登場したようです。 

「ひろめ」は「昆布」の語源とも言われ、「広布(ひろめ)こうふ昆布(こんぶ)」となったという説もあります。

昆布(こぶ)は、その語呂(ごろ)から「喜ぶ」として縁起(えんぎ)がよいものとされています。「養老昆布」と書いて「よろこぶ」と読ませたりします。

昆布は「子生婦(こんぶ))ともいわれ、成長が早く繁殖力が強いことから、「子宝に恵まれる」、「子孫繁栄」という願いが込められています。「子生夫」「幸運夫」とも書きます。

また、「蝦夷(えぞ/北海道・東北)で多くとれるので「夷子布(えびすめ)」ともいわれ、「えびす」を「七福神の恵比寿」にかけて「福が授かる」といわれるようになりました。

Photo 蝦夷(えみし、えびす、えぞ)は、日本列島の東方、北方に住み、畿内の大和朝廷 によって異族視されていた人々に対する呼称である。時代によりその範囲が変化している。

5世紀後半、中国の歴史書である『宋書夷蛮伝(そうじょいばんでん)・倭国(わこく)条』で「蝦夷(えみし)」は初め「毛人(もうじん)」と表記され、大和朝廷からみて東国(あずまのくに)に住む人々を指しました。

「毛人」が「蝦夷(えみし)」に変わるのは7世紀中ごろ、斉明天皇5年(659年)にわが国が唐に朝貢し夷人を献上した「道奥(みちのく=陸奥)蝦夷男女二人を天子に示す」(『日本書紀』)からです。

この中で蝦夷は「都加留(つがる)」・「麁蝦夷(あらえびす)」・「熟蝦夷(にぎえびす)」の三種があることが述べられています。以後、「蝦夷(えみし)」は辺境に住む「王家に従わず、農桑も知らない荒ぶる民」であり、これに天皇の威徳を知らせるべき対象とされました。

Photo_3巻く」は「結び」 を意味し、仲良くつながってゆく願いを表しています。

こうして「昆布巻きは」めでたい席には欠かせないものとなりました。

したっけ。






コメント (12)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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