都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
一般的には、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初めで飾り付けをしたのちそれを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという内容で1月15日前後に各地で行われます。
このような、全国の「どんど焼き」行事は、最北端が秋田県、最南端が鹿児島県で実施されているようです。
実施時期は東北地方から九州地方まで、ほぼ1月14日ないし15日だそうです。
それは、この行事が小正月の行事だからです。
北海道では、このような習慣がないので神社の境内で行なわれます。
どんど焼きは「どんと焼き」、「左義長(さぎちょう)」などとも言われおり、小正月(1月15日)に行われるものです。どんど焼きではお正月に飾っていた松飾りや注連縄(しめなわ)、注連飾り(しめかざり)をお焚き上げする日本古来の伝統的行事であり、丁度一年に一度お札やお守りを取り替える時期であることから、近年は全国的にお札やお守りを一緒にお焚き上げするようになっております。
毎年変わらず「1月15日」に行います。(成人の日には関係ありません)
どんど焼きは古来よりの風習として小正月の1月15日に行うもので、成人の日とは全く関係ございません。また地方によってはこの日以外に行う所もございますが(札幌や函館等)この十勝地方の神社では一律で1月15日に行っています。
尚、帯廣神社では当日の午前8時に神聖な忌火によってお焚き上げを行っていますが、当日お越しになれない方には事前に社務所でお預かりし、当日お焚き上げ致しております。また当日を過ぎましても定期的にお焚き上げを行っておりますので、必ず社務所までお持ち下さい。
その際、燃えるもの・燃えないものについては、分別を頂きお持ち下さいますようご協力をお願い致します。
▼ 燃やせるもの (お焚き上げを致します)
おふだ・お守り・しめ飾り・破魔矢その他神社で頒けているもの。帯廣神社のお守りのビニールは全て燃やすことができます。
▼ 燃やせないもの (お焚き上げはできませんが、お預かりしお祓いして処分致します)
プラスチック・ビニール・金属・ガラスでできているもの。しめ飾りのお飾りは外して下さい。
▼ 持ち帰ってもらうもの
鏡餅・ミカン・人形・置きもの・写真・年賀状・寺院等の御札・その他神社に関係の無いものはお預かり出来ません。
※現在法律等で野焼きが禁止されています。しかし宗教行事等で伝統的な行事(どんど焼き)などは、特例として認められています。分別にご協力を頂かなければ、今後どんど焼きが行えなくなることも考えられますので、是非とも分別にご協力下さい。
「どんど焼き」の別称として「左義長(さぎちょう)」という呼び名がありますが、これがどんど焼きの起源とも関わっているといわれています。
「左義長(三毬杖)」は、正月十五日、平安時代の宮中で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て「毬杖(ぎっちょう)」三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、「陰陽師(おんみょうじ)」が謡いはやしながらこれを焼いたという行事です。
それが民間に伝わり「どんど焼き」となったといわれています。
火は穢れを浄め、新しい命を生み出します。竹の爆ぜる音は災いを退け、高く上る煙に乗って正月の神様が帰ります。
「どんど焼き」は、祓い清めという役割と、正月に 浮かれた人々を現実世界に戻す、二つの役割を担った行事とおもわれます。
この火にあたると若返るとか、焼いた団子を食べると病気をしない・虫歯にならないとかいわれています。
また、燃やした書初(かきぞめ)の紙が高く舞い上がると習字が上手になり勉強もできるようになるなどともいわれています。
お守り、いただいたお神札(おふだ)に感謝して、古神札の焼納やだるまなども燃やします。
その他にも、1年中の「身体健康」、「無病息災」、「家内安全」、「五穀豊穣」などを祈願しているそうです。
「正月飾り」を燃やすという行為から、「正月の神様(歳神様)」が空に帰っていくという意識が働いているものとみられます。
「どんど焼き」の語源については、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃(はや)し立てたことから、その囃し言葉が訛(なま)ったという説と、文字通り「どんどん燃える」様子からそれらの名称がついたという説があります。
したっけ。