都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
アダムとイヴ。聖書を知らない人でも彼らの名を知らない人はないでしょう。
神が光と闇をわけて昼と夜と名づけ、6日目に、自分のかたちに似せて男と女を創造しました。『旧約聖書』巻頭の「創世記」は、ふたりがエデンの園を追われる物語を語ります。つづいて、彼らの息子カインとアベルの兄弟殺しについて物語ります。
弟アベルは羊を飼う者となり、兄カインは土を耕す者となりました。ある日カインは地の産物をもって供え物としました。アベルは肥った羊の初生児(ういご)を供えました。神はアベルとその供物を顧みました。しかし、カインとその供物を顧みなかったのです。神に納受されなかった兄は、怒り、弟を殺してしまいます。『旧約聖書』は、神の意思の啓示を記した書であるとともに、神と契約した人々の歴史を語る民族史であり文学でもあり、ユダヤ教、キリスト教の「正典」であります。
そのはじまりにおいて、神は、「羊を飼う者」アベルと供物の「羊」を「よし」としました。契約の民(イスラエルの民)にとって「羊」が特別なものだということが暗示される場面です。
「創世記」によれば、「わたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを祝福し、あなたは祝福の基(もとい)となるであろう」という神の言葉にしたがって、契約の民の始祖アブラハムは、羊を飼う者の長としてカナンの地に赴きました。
子宝に恵まれなかったアブラハムは神の言葉によって男子を得た。神の言葉どおりイサクと名づけました。
あるとき神はアブラハムを試みて「あなたの愛するひとり子を、わたしが示す山で燔祭(はんさい/生け贄)としてささげなさい」と言いました。
アブラハムは薪を割り、それをイサクに背負わせ、みずからの手には火と刃物を持って山を登りました。
「父よ、燔祭の子羊はどこにありますか」とイサクは言った。
「子よ、神みずから燔祭の子羊を備えてくださるだろう」
そう言ってアブラハムは神の示された場所に行き、祭壇を築き、薪をならべ、イサクを縛ってその上にのせた。そして刃物を持った手をさし伸べ、最愛の子を殺そうとしました。
刹那、神の使いが「アブラハムよ! わらべに手をかけてはならない。何もしてはならない。あなたが神をおそれる者であることを、わたしはいま知った」と言いました。
アブラハムが目をあげるとそこに1頭の雄羊がいました。彼はそれを子の代わりに神に捧げました。
ここに、救いを申し出た神と人との契約が成立しました。「身代わりの羊」つまり、媒介(なかだち)としての羊、証しとしての羊なくして契約は成りえないのです。
『旧約聖書』は、やがて現われる救主を預言しました。彼は「屠(ほふ)り場にひかれてゆくおとなしい子羊」のようであり、人々の咎のために苦しみ、打たれ、人々の罪を負ってみずから神の供物となるだろうと。
預言は成就した。「神のひとり子イエス」が来臨し、救いの業が成し遂げられた。これを記したのが『新約聖書』であり、「神の羔(こひつじ)」イエスを媒介とした新たな契約によって、全人類に救いの道がひらかれたのです。
仏教徒の私は全人類に入っているのでしょうか?
先日、羊と言う漢字の時にも触れましたが、漢字にも同じような意味を持ったものがあります。
(祥) 示 +羊
姿のよい羊を神に犠牲とした→めでたいしるし
示す編は生贄を捧げる台を表しています。
したっけ。
着ぐるみ 大人用 フリース アニマル 【 ヒツジ 】 2796 | |
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