都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
本州の人にとって北海道の地名は読めないものや面白い音読みのものが多いと思います。北海道に来たことがある人は、読めない地名が多かったと思います。
それは北海道の地名が、そのほとんどがそこで生活してきたアイヌ民族がつけた地名で、後から入ってきた和人がその発音に漢字を当てはめたからです。
ここでは、ほんの一部ですが十勝地方の地名を紹介し、その地の意味を解説します。読めますか?
①足寄町
②牛首別川
③浦幌町
④音更町
⑤帯広市
⑥温根沼湖
⑦喜登牛川
⑧鹿追町
⑨然別川・湖
⑩士幌町
⑪清水町
⑫瀬多来川
⑬大樹町
⑭忠類
⑮広尾町
⑯幕別町
⑰芽室町
⑱陸別町
①足寄(アショロ)町 町名の由来は利別川支流の足寄川から出たもので「エショロ・ペッ」沿って下る川は釧路方面からこの川を伝わって十勝へ出たからと思う。 (ウシシュペツ)川 牛首別地区から流れ、十勝川右に入る小川。 「ウシシュペッ」はアイヌ語で鹿の足跡多い川という意味だが、うるしの多い川ともとれる。 ③浦幌(ウラホロ)町 浦幌川に名付けられたもの。 アイヌ語「オラプ・ポロ」の急言で山シャクヤクの群生地の意味か。 ④音更(オトフケ)町 アイヌ語の「オトプケ」で髪の毛の所という意味。 河原に髪の毛のように柳が密生していたから名付けたというが疑問である。 ⑤帯広(オビヒロ)市 帯広川「オ・ペリ・ペリ・ケプ」川口が幾筋にも裂けている川からきたもの。 ⑥温根沼(オンネトー)湖 雌阿寒岳山麓の標高610メートルの地点にある湖。 歳老いた湖の意味。湖水は青く澄んで美しく「五色沼」とも呼ばれる。根室にも同名の湖があるので、通常はオンネトーと記される。 ⑦喜登牛(キトウシ)川 喜登牛山の南東山麓から流れる美里別川の左小支流。 キトウシは行者大蒜(アイヌ葱)の多い意。 ⑧鹿追(しかおい)町 アイヌ語の「クテクウシ」(鹿を狩るための柵がある土地)を日本語にあてはめた。 ⑨然別(シカリベツ)川・湖 鹿追町北方山中に水源を発し十勝川に入る中川。曲がりくねっている川の意味。 湖に生息する典型的な陸封型いわなの「おしょろこま」は北海道の天然記念物。 ⑩士幌(シホロ)町 士幌川から出た名で、「シュオルペッ」鍋をうるかしている(うるかす→浸す)に発していると言うが頷きがたい。「シ・ホルカ・ペッ」後戻りする川の本流か「シ・ポロ・ペッ」本当に大事な川かと思う。 ⑪清水(シミズ)町 由来は清水市街の南を流れている佐幌川の支流ペケレベツ川「ペ・ペケル・ペッ」を訳したもので 水の清い川の意味なので、清水町とした。 ⑫瀬多来(セタライ)川 浦幌川中流左支流。アイヌ語「セタライタ」ダイコン草と関係あると思われる。 ⑬大樹(タイキ)町 「タイキ」はノミのことで、「タイキウシ」ノミの多いところの上部に当て字したもの。 ⑭忠類(チュウルイ) 当縁川の支流「チュルイトプッ」波の強い沼口の上部だけに当て字をしたものである。現在は幕別町と合併して、幕別町忠類。 ⑮広尾(ヒロオ)町 広尾川支流の東西広尾川のコイカクシュピロロ川とコイポクピロロ川の下段のピロロから出たもの。 ピロロとは「ピラ・オロ」で崖の所の意味。 ⑯幕別(マクベツ)町 幕別川から出たもので、アイヌ語「マク・ウン・ペッ」山陰にある川の意味の訛ったもの。昔、駅名は「止若(やむわっか)」といっていました。 ⑰芽室(メムロ)町 芽室川の名から出たもので「メムオロ」→「メム・オロ・ペッ」清水の湧壺の所の川の訛ったものである。 ⑱陸別(リクベツ)町 「ユク・ウン・ペッ」鹿のいる川から出たと言われている。 どうですか、読めましたか? 過去記事2010.05.15↓ したっけ。
地名アイヌ語小辞典
価格:¥ 1,049(税込)
発売日:1956-09-30
角川日本地名大辞典 (1‐1) 北海道 上巻 -地名編
価格:¥ 20,132(税込)
発売日:1987-10
暑い暑いと言っても、もうじき寒くなります。過去の最高気温と比べてみてください。まだまだ、大丈夫じゃありませんか。
もう一息、頑張りましょう。
そして、過去の最低気温も調べてみました。想像してみてください。マイナス40度を・・・。それから比べたら、暑い方がまだ楽じゃありませんか?
最高気温の高い方から
順位 |
都道府県 |
地点 |
観測値 |
現在観測を実施 | |||||||||||||||||||||||||
℃ |
起日 | ||||||||||||||||||||||||||||
1 |
高知県 |
江川崎 |
41.0 |
2013.08.12 |
○ | ||||||||||||||||||||||||
2 |
埼玉県 |
熊谷 * |
40.9 |
2007.08.16 |
○ | ||||||||||||||||||||||||
3 |
岐阜県 |
多治見 |
40.9 |
2007.08.16 |
○ | ||||||||||||||||||||||||
4 |
アイスクリームに限らず、氷菓子全般(冷たいもの)を食べて、頭がキーンとなるあの痛みのことを、正式な医学用語で「アイスクリーム頭痛(Ice cream headache)」というそうです。 症状としては、冷たい物を食べると前額部、側頭部及び眼窩(がんか:目の奥の部分)に鋭い痛みを生じ、その痛みは30~60秒でピークに達します。個人差はありますが、痛みは長くとも5分以内には収まるそうです。 口腔粘膜の上のほうにある「三叉(さんさ)神経」の情報の読み違いで起きるそうです。予期しなかった冷たい刺激が急に口の中に入ってきたときに、「冷たい」と伝えなければいけない情報を三叉神経が間違えて脳に「痛い」と伝えてしまうために頭が痛くなるのだそうです。 また、急激に冷やされた口の中を温めるために、血流を増やそうとして太くなった頭の血管に起きる一時的な炎症ともいわれます。 上あごや喉の入り口部分に当たらないように、口の中でゆっくり溶かしながら少しずつ食べることで、ある程度頭痛を防ぐことができます。 暑い場所で極端に冷たいものを食べないことも重要です。 片頭痛のある人に起こりやすいという説もある。 ちなみにアイスクリーム頭痛は痛みがあるときにおでこに氷など冷たい物を当てると止まるということです。 より早く痛みを無くしたい場合は、舌を口の中の上の部分に押し当て、血管を早く温めるようにすると良いといわれます。 アイスクリーム頭痛が起こらないようにするには、当たり前のことですが、冷たい物を口にする時は慌てずにゆっくりと食べたり飲んだりしましょう。 冷たいものを急に取るのは、頭だけでなく胃腸にも負担のかかることですから、気をつけながらおいしくいただいてください。 ちなみに、私はこの頭痛を経験したことがありません。私の三叉神経が優秀だということでしょうか? したっけ。
そうめんが、まだまだおいしい季節ですね。 そうめんは寝かせるとコシがでて美味しくなるそうです。 長期間熟成されることによって、水気が抜けて固くなり、麺の歯ごたえや喉ごしが良くなるのです。 業界では製麺して1年経たないものを「新」、2年物を「古(ひね)」、3年物は「大古(おおひね)」と呼んでいて、「大古」などはお中元用として高級品扱いされています。 一般家庭の保存状態ではうまく乾燥しないので、新しいものでもメーカーの定めた概ね2年の賞味期限のうちに食べてほしいとか。もちろん「大古」も1年半ほどの賞味期限が設定されているそうです。 新物:9月から翌年 月までに製麺した後、販売するもの 古物:9月から12月までに製麺し、製品熟成した後、翌々年3月以降販売するもの及び翌年1月から3月までに製麺し、製品熟成した後、翌年3月以降販売するもの 湿度や温度管理のきちんと行き届いた倉庫内で、麺内の酵素のはたらきで熱が生じ、油臭さがぬけ、麺がしまりコシが強くなります。 大古物:9月から12月までに製麺し、製品熟成した後、翌々々年3月以降販売するもの及び翌年1月から3月までに製麺し、製品熟成した後、翌々年3月以降販売するもの 表示する場合の「○年」は、製めん年月日から満で数えるのだそうです。 実は、揖保乃糸は揖保乃糸をまとめている帯の色で揖保乃糸の格付けがされています。大まかに分けると、赤帯の上級⇒紫帯の縒(より)つむぎ⇒黒帯の特級と格付けになるのですが、各帯に「ひね」という名のつく揖保乃糸と今ではめったに見ることができない青帯、そして、三神という揖保乃糸が存在をするそうです。 手延そうめん 揖保乃糸などを参考 昔、私の祖父が卵を産まなくなった鶏を「ひね」と言っていたのを思い出しました。古い(歳とった)という意味だったんだと気づきました。 残暑厳しい時期。あなたは冷麦と素麺、どっちが食べたいですか?(2010.08.09) 今とは、全然違う書き方です。↑ したっけ。 日本の夏といえば「蚊取り線香」です。 「どうして私ばかりが噛まれるんだろう?」と思ったことはありませんか? それは、あなたが健康だからです。むしろありがたいくらいです。 蚊は、どんな人を好むかといえば・・・。 蚊は人間が排出する二酸化炭素や炭酸ガス、乳酸に反応してやってくるのです。そのため、代謝が高く活発な人に寄ってきやすいのです。 代謝機能が低下している人にはあまり寄ってきません。 人はストレスが溜まると代謝機能が低下します。そのうえ、蚊は人間がストレスを感じた時に皮膚に出る物質を嫌うため、寄ってきにくいのです。 蚊が、代謝の活発な人を選んでいるのです。 その中でも人を噛む蚊は「ヒトスジシマカ」という黒と白の縞々模様の蚊と、「アカイエカ」と言う赤っぽい蚊の2種類です。 血を吸うのはメスだけです。 蚊の吸血は、卵の成長に必要なタンパク質を動物の血液で補給する行為なので、メスしか吸血をしません。ただ、吸血時は血のおいしそうな相手を選ぶのです。 血を吸い取ると、ハリを抜いて去っていくが、体内に残った唾液に体がアレルギー反応を起こし、腫れやかゆみが出てくるのです。血が美味しすぎてヨダレを残していくのです。 蚊に噛まれやすい人には特徴があります。 蚊は、二酸化炭素や、熱(動物の体温)、乳酸の匂い、視覚的な刺激などを用いてターゲットを認識します。ですから、代謝機能が活発な人がターゲットとなります。 そのほかにも、暗い色の服を着ている人も噛まれやすいです。 蚊は、暗い色に集まる習性があります。特に『黒』に集まりやすいことが実験で証明されています。また、日に焼けて肌の色が黒い人も蚊に噛まれやすくなります。 お酒を飲む人も狙われます。 お酒を飲むと、アルコールの分解により二酸化炭素量が増え、蚊に狙われやすくなるのです。 350mlのビール(アルコール度数5.5%)を飲む前と、飲んだ後で比較してみると、ビールを飲んだ後、蚊がかなり寄ってくるという実験結果が得られたそうです。 ワインでも同じ結果だと思います。 また、汗っかきの人もターゲットになります。 蚊は汗に反応するが、特に汗の中に含まれる乳酸の香りに反応します。 汗に含まれる成分にも反応するので、もともと汗っかきの人は蚊を寄せ付けやすいといえます。 これらは、あくまでもタイプであり、これに当てはまらなくても噛まれる人はいるかもしれません。 とにかく、血を吸われる人はメスの蚊に好かれるタイプだということです。 蚊の語源は諸説ありますが「噛む」から「カ」になったという説が有力だそうです。 蜂には「刺された」といいますが、蚊には「噛まれた」といったそうです。 ちなみに、漢字の「蚊」は、「ブーン」と飛ぶ音に由来するそうです。
したっけ。
「甘酒」といえば寒い冬に飲みたくなるものと思っていませんか? 実は夏の飲み物なのです。 かつては、夏バテ対策として栄養豊富な「甘酒」を冷やして夏に飲む習慣がありました。そのため、今でも「甘酒」は夏の季語になっています。 「甘酒」には、ブドウ糖が20%以上含まれ、人間が生きていくために不可欠なビタミン類が豊富に含まれています。 麹菌が繁殖するときに、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなど、すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、それが「甘酒」に溶出されてきます。ですから「甘酒」は、まさに総合ビタミンドリンクなのです。 麹に由来する食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整えるので、便秘や肌荒れなどを予防・改善、体内の有害物質の排出に役立ちます。この働きにより、「甘酒」は「ジャパニーズ・ヨーグルト」と呼ばれているそうです。 さらに、ペプチド(たんぱく質を酵素で分解してできる物質)の一種である「アンギオテンシン変換酵素阻害物質」という物質は、天然の降圧剤と云われ本態性高血圧症の人に効果があります。 「一夜(ひとよ)酒」ともいい、「醴(あまざけ・こざけ・れい)」とも書きます。 甘酒と酒粕 甘酒と酒粕は、製法のまったく違う別モノです。甘酒とは、炊いた米に米麹を混ぜて一定の温度下で発酵させたドロドロした液状の飲み物です。 甘酒は自家製できます。作り方は、まず炊いたご飯で粥を作ります。これに米麹を混ぜ入れて、50℃~60℃の一定温度で6~8時間保ちます。ご飯は、玄米、白米、うるち米、もち米、どんな米からでも作れます。もち米はうるち米より甘いので、もち米甘酒はより甘味が強くなります。 甘酒と酒粕より抜粋 「甘酒」はあるコール分1%未満なのでお酒ではありません。 米と米麹以外のもの、酒粕、砂糖などで作るものも「甘酒」といわれることがありますが、正式には「甘酒」ではありません。 酒粕には10%程度のアルコール分が含まれているので下戸の人は注意しましょう。 甘酒は酒ではないと書きました、しかし、甘酒と呼ばれたのは上記の製法から来たもので、冬でないと酒を造れない酒蔵が夏の副業に手掛けていたためともいわれています。 したっけ。 4月24日から続けてまいりました「MY GARDEN 2014」も、ついに花が途切れてしまいました。どこをひっくり返しても見つかりません。何種類を掲載したのか数えてはいませんが、いったん休止です。また何か咲いたら載せます。 「鬼の霍乱」という言葉がありますが、普段風邪もひかないような人が病気になったときに使われます。 鬼の霍乱(おにのかくらん) いつもは極めて壮健な人が病気になることのたとえ。 広辞苑第六版より引用 おに【鬼】 (「隠おに」で、姿が見えない意という) ① 天つ神に対して、地上などの悪神。邪神。 ② 伝説上の山男、巨人や異種族の者。 ③ 死者の霊魂。亡霊。「護国の―となる」 ④ 恐ろしい形をして人にたたりをする怪物。もののけ。 ⑤ 想像上の怪物。仏教の影響で、餓鬼、地獄の青鬼・赤鬼があり、美男・美女に化け、音楽・双六・詩歌などにすぐれたものとして人間世界に現れる。後に陰陽道の影響で、人身に、牛の角や虎の牙を持ち、裸で虎の皮のふんどしをしめた形をとる。怪力で性質は荒い。 広辞苑第六版より引用 つまり、頑丈で鬼のような人が病気になるということです。これは、あまり言われたくはない言葉です。 では、「霍乱(かくらん)とは何でしょう。 「霍」とは、にわか。はやい。はげしいという意味だそうです。 かく‐らん【霍乱】クワク‥ 暑気あたりの病。普通、日射病を指すが、古くは吐瀉(としゃ)病も含めて用いた。 季夏。「鬼の―」 広辞苑第六版より引用 「霍乱」とは、夏の季語で、日射病、嘔吐、下痢などのことだったようです。 しかし。今は季節にかかわらず使われているようです。 猛暑が続いています。水分をこまめにとり霍乱にならないようご注意ください。 したっけ。
独活の花が咲きました。ウドの花を見たことがある人は、少ないと思います。 ありんこが集まっていることで花とわかります。先が小さく割れています。
花名:独活(うど) 科名:ウコギ 属名:タラノキ 分布:北海道から九州(沖縄を除く) 朝鮮半島、中国東北部、サハリンなど 生育地:平地や山地の林の縁や草地など 畑 植物のタイプ:多年草 開花時期:8~9月 大きさ:1~2m 花言葉:「健康美」・「インスピレーション」・「淡泊」・「忘れてしまった思い出」 茎先に球形の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個ずつ花がつく)を出し、淡い緑白色をした小さな花をたくさんつけます。両性花からなる花序と雄花序とがあります。花径は3㎜くらいと小さく、花冠は5つに裂けます。雄蕊と雌蕊は5本ずつあります。 葉は大形の2回奇数羽状複葉で、互い違いに生えます(互生)。奇数羽状複葉は、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成されるもののことを言います。これをもう1回繰り返して1枚の葉となります。小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があります。 花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で黒く熟します。 茎は中空で折れやすい。「独活の大木」という慣用句もあるが、木本ではなく草本です。 和名の由来は、茎が四方に広がって長く伸びているので、少しの風でもユラユラと動きます。この「動く」が転じてウドになったといわれます。動くことを「ウドウド」と呼ぶ俗語もあるそうです。そして文字は「独活」が当てられています。 撮影の時も、風もないのにゆぅ~らゆら。 また、別の説では「埋(ウズ)」から転じたもので、土の中の芽を食べることからきているともいわれます。 若い茎には独特の香りと苦みがあり、食用にします。 春に頂きました。美味しいですよ。 独活や猪独活の根および根茎の採取時期として10月から11月に根及び根茎を掘り出します。根茎は上皮を剥いで水洗いをして土を取り除いて日干し乾燥します。 根は水洗いをして土を取り除いて日干し乾燥します。 根茎を「和独活(わどくかつ)」、根を「和羌活(わきょうかつ)といいます。 独活と羌活の効能効果の違いですが、独活は下半身に診られる関節痛、神経痛、足のシビレ、リュウマチなどの症状や風邪症状などに用いられます。 風邪症状に用いる場合は羌活のほうが発汗、解熱作用に優れているので、併用又は羌活に切り替えて使用します。 羌活は上半身に診られる関節痛、神経痛、足のシビレ、リュウマチなどの症状や悪寒、発熱、頭痛などの風邪症状などに用いられます。
芹の花が川辺に咲いていました。今どき芹とは、季節外れと思うかもしれませんが花期は今なのです。
花名:芹(せり) 科名:セリ 属名:セリ 分布:北海道から沖縄にかけて分布。海外では、北半球一帯とオーストラリアに広く分布。 生育地:畑 湿地や畦道、溝など 植物のタイプ:多年草 開花時期:7~8月 大きさ:20~50㎝ 花言葉:「貧しくても高潔」「清廉で高潔」 茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花を10個から20個くらいずつつけます。 花は5弁花で、花弁は内側に曲がっています。 葉は1-2回羽状複葉です。鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成され、枝分かれをして羽状複葉をつける場合もあります。小葉は卵形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があります。 花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなります。 和名の由来は、まるで「競り合っているよう」に茂るので、セリと名づけられました。 春の七草の1つで、若い茎葉は食用とされるのはご存知の通りです。開花した後のものは硬くて食用に向きません。 セリは精力を養う働きがあります。毒を消す効果もあって、二日酔いの時などに食べると症状が楽になるようです。 したっけ。 露草の花が川渕に咲いていました。 花名:露草(つゆくさ) 科名:ツユクサ 属名:ツユクサ 分布:北海道から沖縄にかけて分布。海外では、世界中に広く分布 生育地:湿った空き地や道ばたなど 植物のタイプ:一年草 開花時期:6~9月 大きさ:20~50㎝ 花言葉:「変わらぬ思い」・「なつかしい関係」・「わずかの楽しみ」 二つ折れになった苞の間から青色の花が次々と咲きます。花は一日花で、花径は1.2㎝くらいです。早朝に咲き出して、午後にはしぼんでしまいます。3枚の花びらのうち2枚が大きく、残りの1枚は小さな白い色をしています。雄蕊は6本あります。そのうち2本が長く、花粉を出します。残りの4本は黄色くて目立ちますが、花粉は出さない仮の雄蕊です。 葉は笹の葉のような形をした広い線形で、基部(葉の根元)は茎を抱いています。色はやや淡く、互い違いに生えます(互生)。 全草を乾燥させたものを生薬で「鴨跖草(おうせきそう)」というそうです。解熱、利尿、解毒などの薬効があるそうです。 名前の由来は、朝に咲いた花が、昼にはしぼむことで、朝露のようであることからという説、花弁の汁を染色に用いたことから「ツククサ(着く草)」と呼ばれ、それが転訛してツユクサになったという説があります。 「蛍草(ホタルグサ)」、「青花(アオバナ)」、「帽子花(ボウシバナ)」などの別名があります。 昔は染料として用いられていたようです。
したっけ。
|