カレンダ-に先々の予定が書いてある。転居前は車があって、予定のない日に車で出かけることもあった。真っ青な空があった時、車に乗って富士山を見に行った時もあった。
今は車と離れ、病院送迎の時しか車を使用しない。表向きは公共交通機関で感染したくないということで病院内の感染は運というしかない。予定のない日で雨の日は引きこもりの言い訳で本とネットで時間をつぶす。外に出たがる老柴犬の対応が難しくうっかりすると粗相をしてしまう。降雨の異動デ―タを見ながら外に出る。
予定のない日に予定を入れる。行きたいところを数か所以上リストにしておく。それでも休館とかあってがっかりすることもコロナ下では多かった。高齢だと外出先のところで体長不良になることもあるが今はスマホで連絡が付くので問題は少ない。タダ耳が遠くなって受信の音が聞こえない。
予定のない日に行き先を決め、そこから体の具合に合わせて歩いて帰る。10kMくらい歩いたこともあった。その晩はよく眠れた。疲れは安価な眠り薬となる。いつもの知った道を帰ると通勤と同じでコ-スを変え、工事現場の案内板などを見て寄り道をする。点から線、そして面の位置関係が解かり、さらに坂等の上下関係が解かってくる。
東京の今は付近の建物の改修や解体現場が多く見える。高くなりすぎた東京中心部から見ると割安と思うのかそれとも建設物価の先高観があるのだろうか。今日の円相場が1ドル142円を超した。政府はまだ物価が2%強と言っているが小麦・ガソリン等を抑えていていて、自給できるコメの需要を抑えている。すでに安価な牛丼等のコメはいつの間に国産米となっている。チョットの間に世間の風景は変わる。
高齢者の物価対応策は節約しかなく、過去の慣習も変わるしかない。コロナで面会制限があってリモ-トが慣れれば地元の特養だけでなく地方の方も選択肢となる。朝は幼稚園の送迎バスとデイサ-ビスのバスが近所を走る。そして昼は病院の送迎バスが走る。犬猫病院も駐車場付きの方が便利である。