東武の上板橋駅行きのバスはJR王子駅北口の6番乗り場から国際興行のバスが出ている。シルバ-パスを使っているので、都営の三田線高島平行きの地下鉄で西巣鴨駅で降りた。そこで都電荒川線に乗り換え、王子駅でバスに乗り換えるコ-スを選択した。後で上板橋駅で地図を見ると、都営三田線の本蓮沼駅が板橋区の中央図書館から歩ける範囲だったことに気が付いた。
西巣鴨駅で乗り換えて都電荒川線の新庚申塚駅で乗り、王子駅でバスに乗り換える。ここで荒川線から乗り換えるには横断歩道らしきものが見当たらず、あってもかなり遠回りしないといけないと思った。以前にJR蕨駅から電車賃節約ということから王子駅で降りたのが北口で荒川線に乗り換えるには歩道橋を登らないと行けなかった。もし車いすで行動していたら、JRのエレべ-タを使わないとバスと都電との乗り換えは不可能と思える。無理して大回りしてゆけば可能だが手動車椅子は大変だ。
101歳で亡くなった母は特養に入る前は車いす移動であった。さらに自分が昨年病気で入院していた時も病院内の移動は規則によって車いす移動だった。カルテで重症筋無力症の疑いの検査で転倒の可能性があって歩いてはいけないと言われCTやMRI検査場まで看護助手の手助けによる車いす移動の経験をした。長距離移動は無理と感じた。王子駅はバリアフリ-には向かない。歩道橋にエレべ-タ-を付けないと車いす移動は適さない。
無理して設備をするより、JR構内を無料か安価に通過すればバリアフリ-となる。王子駅の付近は難解な場所だが高齢者の好む観光地でもある。飛鳥山は江戸時代からの名所だった。