年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

葛飾中央図書館郷土資料

2022年09月22日 | 宅老のグチ
もう少し明治の初めの東京府物産調査で刀豆が産地として出てきた訳を知りたくて、葛飾区の中央図書館へ行った。JR常磐線金町駅の前にあるのだがシルバ-パスを使って都バスで行く。都営浅草線本所吾妻橋駅で乗り換えて水戸街道をゆく。金町駅の前の高層ビルの3階に葛飾区立中央図書館がある。このような図書館は墨田区曳舟図書館と同じで、多分水害を恐れて3階以上の所に設置したのだろう。非常にきれいで川崎市の中原図書館と同じように感じた。中原図書館はJRと東急の武蔵小杉駅に隣接していて、あの2019年秋のタワマン水害時でも10階以上の所だったので無傷だった。
 葛飾中央図書館の人に郷土資料の所を案内してもらった。どこの図書館でもガラガラなのは郷土資料の所で、貴重本が多く、貸出禁止もあるし、江東区の深川図書館は今改修中だが、荷物はロッカ-に入れられ、透明なビニ-ル袋にメモ用紙と鉛筆を持って入る。そして鍵付きの部屋に入って、読みたい本と資料を出してもらった。
一応中央図書館の案内図があるのだが、タワマンということで柱が多く迷路なように動かないと人里離れた場所のようなところに行けそうもないので案内してもらった。今回は本よ読むというよりどのような本があるかを知りたかった。もちろん調べるのは明治の上下木下川村で一応下調べしてあったが、葛飾区ではどのように収集しているかが気になった。
 葛飾区に郷土と天文の博物館があって、ここで江戸時代、世界最大の都市といわれていた江戸の人たちの野菜を農村や町の内部や周辺に持っていました。葛飾区はその周辺の農村の一つとして発展してきました。連作による野菜の収量を減らさないため、肥料として人の排泄物を利用していました。下肥と呼んでいて敗戦後の日本でも続いていて、下水が普及するまでありました。
江戸周辺の農村の役割の一つは、町に住む人たちに野菜などの食糧を供給すること、そして町の生活廃棄物を「肥やし」という形で使い、環境を衛生的に保つことでした。今の考えで持続可能な社会を維持していました。
 この博物館で平成16年度に特別展「肥やしのチカラ」を開催した時訪問して葛西船という下肥運搬船の模型を見て驚いた記憶があります。図書館でこの時の本を読んでいて確認し、郷土資料館へ行くことにしました。中央図書館の隣に京成金町線の駅があって、京成高砂駅までの単線でした。途中の駅は柴又駅しかなく、そこで複線となり、すれ違うようです。どうやら金町線は柴又帝釈天参拝の電車で、東急池上線、京急川崎大師線、東武の西新井大師線、京成成田線等があります。
 金町駅から高砂駅で乗り換えたに迷った。お花茶屋駅に降りて郷土と天文の博物館へ行った。お花茶屋駅に降りて気が付いたのだがこの駅は利用した記憶があって、何故だかわからなかったが降りた時、火葬場があって、何回か葬儀で利用した。記憶では駅から高い煙突か見えていたが今はない。都内の大きな葬儀場は三か所あって堀之内、桐ケ谷、四つ木でどこも利用したことがある。今から思うと葬儀は虚しい。
 お花茶屋駅から歩いて天文館に10分ほどで着いた。前に見た時と変わらず展示物があった。ここは小学生の見学コ-スと思われる。
 今回の下調べで、葛飾中央図書館の葛飾コ-ナ-でフーテンの寅さんという映画で、日本全国の撮影地で3か所の県がなかった。埼玉県、富山県、高知県はない様だ。どうしてないのだろうか。
コメント
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