毎日新聞の調査で、最近の日本の食品物価上昇で和食系の値上がりが少ないという。コメを始めとしてお茶等が上がっていないという。高齢者の需要が多いので下手な値上げでさらに需要が減ってしまうの値上げで企業を存続するより、廃業の道を選ぶように思える。表向きは後継者がいないということだが、身を削って長時間労働でいては勤めに出たほうが良いと思っている。これはシャッタ-街となった商店の後継ぎと同じ思いだろう。
コメは日本の基幹食料だが糖質制限とかで一人当たりの消費が減っている。それでも農水の政策は高度成長時期の政策継続で小麦の販売価格を高くしてコメ消費誘導に向かわせない。それゆ米食関係の消費が増えない。味噌も漬物も値上げできず、量目縮小でステルス値上げである。思い切って小麦等の輸入食材を値上げして国産食料の消費誘導となる政策をとるべきだろう。
世界の飢餓の映像を見ているとすべての女性で太目はいない少ないか。十分な食料がないのだろう。また中国では太目の子供が目立っていて、昔の毛沢東の時代の映像で痩せていたのが今では公園でダンスをしていて痩せようとしているのが見える。北朝鮮の映像で制限があっても公園等でダンスをしている姿は見えない。見えるのは競技場のマスダンスでそれでもダイエットのためのダンスではい。
ウクライナの戦争がどのような結果になるかまだ決まらないが原発で放射能漏れがあったら世界中の小麦の取引が汚染で混乱するだろう。汚染の少ない国でも取引ごとの放射能検査が義務付けられる。すると検査機器のない国が汚染小麦を食料とするようになる。何かアヘン戦争を思い起こす。
太めのサンマが減ったのは乱獲しか考えられない。原油が高くなると遠距離漁業は採算が採れないので、小さな魚まで捕る。そして食物連鎖を人為的に遮断する。株の情報誌の四季報で水産系の成績が良いという。でも日本の魚食が減るという。しかし世界に目を向けると日本の魚の管理は一歩も二歩も進んでいて需要もあるようだ。アニサキスという寄生虫の食中毒の報道がある。クジラの体内で寄生しているようだ。クジラが増えているのでアニサキス中毒が増える気がする。これも養殖になれば減る気がする。そのうち生簀の魚しか食べない時代に来るかもしれない。そうすると青果より漁業が工場に適するかもしれない。青果は天候に負ける。好天は原価が安い。適当に雨が降って晴れれば装置もいらない。それで室内青果工場は消えた。無農薬で長生きしても意味のない時代に来た。農薬の害が目立つのはハウス栽培の室内で農薬散布する労働者たちである。