「ざっくり」 新明解国語辞典/三省堂 には「ざっくり」という言葉について、「細かい事にこだわらず、大筋を押さえるだけにとどまることを表す。」と出ている。
サッカーのアジアカップで日本が優勝したことを新聞各紙一面で大きく報じているが、ザッケローニ監督を記事の見出しではザック監督と書いている(信濃毎日新聞)。このザックからざっくりという言葉を連想した。ということで、でもないが、今回は「ざっくり」について考える の巻・・・。
昨晩(30日)、熱血!平成教育学院というテレビ番組を見た。番組中、社会の問題で「北海道の面積が日本の国土に占める割合はどのくらいか」というのがあった。10、20、30、40%という4つの選択肢から選ぶ問題で正解は20%だった。九州は北海道のおよそ半分の面積、さらに四国は九州のおよそ半分の面積だと覚えておくとよい、とこの問題の解説というか、補足説明があった。因みに日本の国土面積は地球の陸地の総面積のおよそ1/400。
このようにざっくりとつかむということは、時に細かなことにとらわれるよりも大事だと思うことがある。
円周率は場合によってはざっくりと3としてよい、と数年前までは教育現場で言われていたが、どうやら円周率はやはり3.14としなければならない、と昔に戻ってしまったようだ。3として扱えば暗算で計算できて、いろんなことを簡単に確認することができるのに、3.14となるとそうはいかない。
この続きはまたいつか・・・。