透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

426 朝日村の火の見櫓

2013-07-07 | A 火の見櫓っておもしろい

 
426 朝日村西洗馬上組の火の見櫓 撮影日130707

 朝日村(長野県東筑摩郡)の火の見櫓を指折り数えると17基になる。この火の見櫓はその内の1基で西洗馬(にしせば)という地区のもの。

3角形の櫓に梯子はない。櫓の3面の内、1面にブレースではなくて横材を等間隔に架けて梯子の代用としている。このタイプが村内に何基かあるが、やはり櫓は3面ともブレースが入っていて、梯子が単独で架けられているのが好ましい。櫓は立体的な構造物だが、各面が同じ構成になっている方が構造的にバランスがとれて安定することはなんとなく直感的に分かる。



3角形、いや立体形として3角錘と捉える、3角錘の屋根を支える3本の柱にスピーカーが取り付けられている。すぐ近くに防災無線柱が立っていて、そこにもスピーカーが設置されているから、このスピーカーの役割が分からない。

このようにスピーカーが設置されている火の見櫓は、この村には他には無いような気がするが、どうだろう・・・。機会があればきちんと確認したい。

朝日村の隣村、山形では消防団の詰所の建て替えに伴い、火の見櫓が撤去されている。今のところ朝日村で火の見櫓が撤去されるということは耳にしてはいないが、いつの日か全て撤去されてしまうのかもしれない。

ああ、消えゆく火の見櫓・・・。


 


見上げてごらん夜の星を

2013-07-07 | D 新聞を読んで

 七夕  織女(こと座のヴェガ)と牽牛(わし座のアルタイル)の年に一度のデートの日。一年にたった一度だけなんて・・・、とずっと思っていました。

今朝(7日)の信濃毎日新聞のコラム「斜面」は七夕に因んだ話題ですが、文中に織女と牽牛はいつも一緒にいるようなものだとあります。

なぜ? 

星の寿命を1億年、人の寿命を100年とすると1年ごとの星のデートは人では30秒ごとになるから。国立天文台の渡辺潤一さんという方の本にこのような説明があるそうです。

そうか・・・。

人のスケールで考えてしまうから1年ごとのデートなんてかわいそうなんて思ってしまうのですが、星は寿命が長いんですね・・・。1億年なんてイメージできません。

旧暦の7月7日は今年は8月13日だそうです。鄙里の夜は暗いので晴れて月が出ていなければ星がよく見えます。

♪見上げてごらん夜の星を・・・