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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「複眼的にものごとをみる」ということ

2013-07-14 | C 新聞で学び、考える



 大学が広告を出す時代になった。

今日(14日)の信濃毎日新聞朝刊に信州f大学の全面広告が掲載されている。広告で取り上げているのはこの春の入学式で演奏された「春寂寥」。

「春寂寥」は信州大学の前身、旧制松本高等学校の思誠寮の寮歌で、高校に入学した時に配布された歌集に収録されていた(写真)。春故のもの哀しい雰囲気がよく表現されている。好きな歌だ。


昭和44年発行の歌集から 歌詞は四番まである。

新聞広告には「春寂寥」をめぐる座談会が載っている。高校の時、国語を教わったN先生はこの座談会で、物事を一面的に見ないということを学んだ。学生には複眼の思考、何事も立体的に見る力を持って欲しいと語っておられる。

**最初の1年間は基本を学んでほしいのです。(中略)学びの原点にある普遍的な視点、複眼的な学問をまず経験すべきだと私は考えています。**という学長の挨拶文も掲載されている。

「複眼的にものごとをみる」ということが大切だということの指摘だ。

普段あまり読まない広告にも注目したい。


 


道州制

2013-07-14 | C 新聞で学び、考える


7月13日付信濃毎日新聞朝刊より

 昨日の新聞に「参院選後に議論本格化」という見出しで道州制のことが記事になっていた。

道州制とは? から成る記事には**都道府県を廃止し、全国を10程度の「道」や「州」に再編する構想です。外交や防衛などを除く中央省庁の仕事は道州に移し、都道府県の仕事は市町村ンが担います。推進派は、東京の一極集中の是正や地方分権の推進、行政のスリム化などの効果を挙げています。**という説明がなされている。

「道州制法案 長野県知事らは反対」という見出しも付いている。 記事の最後の、**今後の焦点は。** の最後に**暮らしを大きく変える法案なので、何より地方や国民の理解を得ることが欠かせません。**と書かれている。

道州制については何も知らない。

主な区域割り案として記事に載っている2案を見ると、九州、四国、中国、それから東北、北海道は同じ。違うのはその間の区域で具体的には新潟、長野、埼玉の3県の所属。

長野県が東海というのも、別案の北関東というのもピンとこない。新潟県が北陸というのは今でもそのような線引きもあるから、分かる。でも、北関東というのはなんだかな~。埼玉県は東京と一緒に南関東になるか、北関東になるのかの違い。東京と一緒になるか、ならないかは大きな違いだろう。

どうやら区域割りで一番馴染めないのは我が長野県、ということになりそうだ。長野県は東海でもなければ北関東でもないゾ。甲信越でまとめてもらうか・・・。否、長野県は長野県。このように考えるのは長野の県民性かも。長野県内でも松本は松本、長野とは違うという認識だからな~。

この国の望ましい姿・・・。国民が幸せに暮らせる国・・・。ン~、分からん・・・。