透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

阿吽

2013-07-26 | F 建築に棲む生き物たち



  
棲息地:沖縄居酒屋「島家」 松本市大手 撮影日130726

 狛犬も仁王像もそしてこのシーサーも阿形(右側)と吽形(左側)から成るがそれはなぜだろう・・・。阿形と吽形は密教では万物の初めと終わりを象徴するものとされている。人生の始まりと終わりを表していると聞いたこともある。

狛犬、仁王像、シーサー。これらのルーツは同じで、古代オリエントのライオンだという。

もともと左右同じ姿・形で日本に伝わったのだが、左右同じであることが日本人の心性に合わなくて違う姿にアレンジしたという説がある。納得!


 


建てぐるみ?

2013-07-26 | A あれこれ


民家 昔の記録 撮影日 19790504

諏訪地方の民家「建てぐるみ」 住宅で土蔵をくるみこんで、一体化している。


路上観察 松本市内にて  撮影日 20130725

諏訪の民家が「建てぐるみ」というなら、松本のこれは?


 


現役時代から備える

2013-07-26 | D 新聞を読んで


信濃毎日新聞25日付朝刊社会面より

■ 厚生労働省の研究所が2012年の7月に行った調査によると65歳以上の一人暮らしの男性で会話(あいさつ程度の会話や世間話、電話も含む)の頻度が「2週間に1回以下」が16.7パーセントに上るという。毎日会話している男性はちょうど半数だということが円グラフから分かる。
この実態には驚いた。

ツイッターやフェイスブックが大流行りなことからも分かる通り、人は常に人と繋がっていたいという欲求を持っている。情報を発信したい、そしてそれに反応して欲しいと思っているのだ。できればネット上の繋がりではなくて、現実社会の直接的な繋がりを重視したいと私は思うが。

新聞が報じる実態は深刻だ。鄙びた田舎に暮らす私にしてみればにわかには信じがたい状況だ。近所の人とあいさつしないなどということは考えられないし、道で立ち話をすることなどはもちろん日常。

高齢者の仲間入りをするのはまだ何年も先のこと(と強調しておかなくては)だが、記事のようなことにならないために今の友人関係を保持し続けたい。

24会、28会、33会、緑の応援団・・・。幾つもの親睦会があるし、友人も少なくない。不幸にして一人暮らしすることになっても(そんなことにならないことを願うばかりだが)会話が2週間に1回以下などということにはならない。たぶんならないと思う。ならないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟しておかなくてはいけないか・・・。