866 小川村高府下市場 県道36号沿い 撮影日170815
■ 3角形の櫓で構面の1面が梯子の簡易な造り。柱1本を高くして街灯を付けた、街灯兼用火の見。
右利きが多いから半鐘も右手で叩くことを前提に、櫓の右側に吊り下げてある。持ち出した腕木に半鐘を吊るし、切妻の小屋根を架けている。斜材を正しく引っ張り材として使っている。
余談だがセブンイレブンのコーヒーメーカーは扉の吊元が左側になっている(他のコンビニでも同じではないかと思う)。左手で扉を開け、右手でコーヒーカップを取り出すことを前提にしている。半鐘と考え方が同じ。ではキッチンの冷蔵庫はどうか、このことについては改めて。
865 小川村高府 県道36号沿い 撮影日170815
火の見櫓と消防器具庫、消火ホース格納箱
■ この火の見櫓は櫓が3角形で屋根と見張り台が円形だが、普段よく目にする同じタイプとは形が違い、印象も違う。この火の見櫓を3脚〇〇型と分類して、形についてはオシマイとしてしまうことは、ネコとワニも共に脚が4本でしっぽもあるからと、同じタイプとしてオシマイとすることと同じではないか。これではいけない。姿・形についてはタイプ分類するだけでなく、文章にしなければ。反省。
山形鋼のブレースをきっちり入れた細身の3角櫓。櫓頂部の円形の小さな屋根は、屋根というより櫓の陣笠、笠木。見張り台は円形で床は鋼板製。3本の柱材から方杖を突いている。手すりと手すり子はたぶん丸鋼、シンプルな構成。
櫓から腕木を出し、表面が平滑な半鐘を吊るしている。半鐘を叩く木槌が掛けてある。消防信号板あり。消火ホースを巻き上げるためのハンドルがあるが、この位置で隣の器具庫が邪魔にならないのだろうか。基礎は塊状のコンクリート製。
火の見櫓を下から見上げる。このアングルで観察することはあまりないが、櫓の形が把握しやすい場合もある。
手打ちうどん しずかの里の黒部ダムカレーの竣工写真
ダム型式:アーチ式ライスダム
堤体長:約22cm(黒部ダムカレーカードに示された数値)
堤体高:約4cm(同上)
堤体幅:約4cm(カードに数値の記載がなく、実測もしなかったが、堤体高とほぼ同寸と竣工写真から推測した)
堤体重量:200g(施工会社内の壁面に掲示されていた数値)
ダム湖に浮かぶ遊覧船・ガルベ:ロースト野菜
請負金額:1,100円(税込み)
発注後施工に要した時間:約25分
施工業者:手打ちうどん しずかの里(大町市美麻)
備考:ダム下流域のうどんは150g(施工会社内の壁面に掲示されていた数値)
竣工検査に要した時間:約20分 検査は施工者のすすめでライスよりうどんを先にした。 ヘルシーな豆カレーは優しい味だった。ルーとうどんとの相性が抜群に良かった。ライス堰堤はカレールーとうどんをセパレートするためにある、と解した。ダム堰堤が両岸に達しておらず、ダム湖のカレールーが下流に流れ出ている。
この店は昨年度はダムカレーを提供していなかった。施工会社のオーナーから今年の春頃から始めたと聞いた。美麻には静御前の終焉の地という伝承があることもオーナーから聞いた。「しずかの里」は下記の伝承に因んだ店名とのこと。
奥州平泉に逃れた義経を追って旅に出た静御前、「奥州」を美麻の「大塩」と聞き間違え、この地に旅してきた。地面に突き刺した杖から芽吹いた「静の桜(大塩のイヌザクラ)」がある、ということを帰宅後ネットで調べた。