■ 2月28日付の市民タイムス(タブロイド判の地方紙)に「火の見やぐら役目終え引退」「山形 残る3基 新年度撤去へ」という大きな見出しの記事が載った。
リード文に**長年にわたって山形村を見守ってきた「火の見やぐら」が消滅する見通しになった。(後略)**とある。
**使わないならば撤去をという声がある半面、残して欲しいという人もいる。やぐらの一部や半鐘を残している地域もある。**
記事には新年度一般会計当初予算案に、撤去費用108万円が計上されたとあるから、1基平均36万円ということになる。
新聞に火の見櫓のことが取り上げられることは今までもあったが、これ程大きな見出しの記事を見たのは初めてだ。記事には取材をした記者の氏名が載っているから、来週早々に連絡してなぜこれ程大きく取り上げたのか訊いてみたい。
追記:記事を書いた記者と電話で話をした(3月4日)。
記者は山形村の一般会計当初予算案に火の見櫓の撤去費用が計上されていることに関心を持ち、取材したとのことだった。村消防団長にも取材し、**寂しさは感じるが、時代の流れで仕方がない。地域の安心・安全を守るための人づくりが重要なのは今後も変わらない」**というコメントを得ている。
電話で話をしていて**無くてあたりまえということにやがてなる**という記者のことばにハッとさせられた。確かに、風景から火の見櫓が消えてしまうことにやがてなってしまうだろう・・・。
どのような経緯で私が本を出そうとしていることに話が及んだのか、本ができたら連絡してくださいという願ってもないことばを記者からいただいた。