■ 先日ネット検索して都道府県別にダムカレーのリストを掲載しているサイトを見つけた。そのサイトで長野県を見て筑北村の「西条温泉とくら」にもダムカレーがあることを知った。近くの小仁熊ダム(愛称:とくらダム)に因んだダムカレーで2017年7月に提供が始まったことも分かった。こんな情報が簡単に得られるのだから便利になったものだ。
昨日と今日(16日)は独身。今日の昼は外食しようと思っていた。鄙里の我が家から筑北村までは車で1時間ちょっと。千曲市や飯山市まで出かけているから、このくらい近いと感じる。ということで出かけてきた。
11時半、開店と同時に食堂に入ろうとすると、入口に満席という表示があった。団体客の予約で満席とのことだったが、案内係の女性が端っこに席を確保してくれた。
ドローンを使わなくても上空から俯瞰写真を撮ることができる。
とくらダムカレー諸元
・ダム型式:重力式ライスダム
・堤体長:約19cm(実測値)
・堤体高:約3cm(目測値)
・堤体幅:約6cm(実測値)
・堤体重量:約250g(施工者にヒアリングして得た値)
案内係の女性が厨房の施工担当者に訊いてきれたが、分からないとのことだった。直後に別のお客さんがダムカレーを注文したので、その施工時に量ってくれたのだろう。この様な親切はうれしい。
・総貯ルー量:約170cc(略算値)
直径20cm、高さ1cmの円柱の体積の半分として計算、1割ほど割り増しして得た値
・敷地:円 直径約26cm
敷地表面外周に青い模様が入っている。この様なデザインの円形敷地に共通する名称があると思うが、私には分からない。
・ダム湖の深さ:約1cm(推測値)
うっかり測るのを忘れた。ダムの貯ルー量に関わる基本的な値の計測を忘れるとは・・・。
・工事費:1000円(税込)
・施工に要した時間:約7分
短時間で施工が完了しているが、これは堤体のライスを敷地外のプラントで型に充填するプレキャスト工法を採用して施工しているから。
・竣工検査及び試食に要した時間:約20分
試食では堤体を重機、もといスプーンで均等に薄くしていく。最後まで堤体が決壊しないように注意して食べるのが私の流儀。貯ルー量がかなり減少して湖底が見えるようになると、スプーンで小さくなった堤体を移動してダム湖の面積を減らしていく。こうすると湖底がきれいになる。
・味:私は味に関する検査資格を有していないので対象外とする。で、美味かったとだけ検査結果を記しておく。検査員はひとりではダメだと思うが今回は仕方ない。
・その他:素揚げの長ナスと鹿肉団子でダムに架かっている長野道の小仁熊橋を表現しているとのことだが、これが外観上の特徴。
・施工会社:食事処やまぶき
・施工会社の所在地:東筑摩郡筑北村西条