透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 東筑摩郡麻績村の火の見櫓

2019-06-17 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)東筑摩郡麻績(おみ)村 矢倉公民館の近く 3脚3〇型 撮影日190616

 昨日(16日)は昼食時間の調整で筑北村の隣の麻績村まで足を延ばし、この火の見櫓を再訪した。

梯子段の間隔と段数から、見張り台の床の高さが約9.5mと分かった。この高さを外付け梯子で昇り降りするのはかなり怖い、と思う。





櫓下端、脚は無い。リングが小さい。メジャーで測ると直径10cmだった。



櫓の柱の接合部に注目。等辺山形鋼を重ね、ボルト接合している。梯子も同じ位置で接合している。この接合部は櫓部分の半分の高さの位置にある。



柱はもう1か所、見張り台の床面のところで接合している。この火の見櫓は3つに分割したユニットで現場に運び、現場で接合して一体化して、建て起こしたのであろう。今まで櫓の接合部には注目してこなかった・・・。