goo blog サービス終了のお知らせ 

透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

三九郎と火の見櫓

2020-01-12 | A 火の見櫓のある風景を撮る


我が鄙里にて 撮影日2020.01.12

 正月の伝統行事の三九郎は以前はそれぞれの地区で行う日が決まっていたが、最近では仕事などを考慮して、休日に行うようになった。市民タイムスの記事によると、この3連休中に松本、塩尻、安曇野の3市と東筑摩郡内の733ヶ所で三九郎が行われるという。

我が鄙里では今日(12日)の午前中に行われた。三九郎の骨組み(櫓)は昔は近くの山から伐り出した(もちろん所有者の許可を得て)唐松の丸太で組んでいたが、少子化の影響で作り手の小学生と保護者が少なくなり、もう何年も前から竹に替わっている。

櫓を組み、松飾りやダルマを集落内の各戸から集めて作る三九郎はてっぺんに大きなダルマを付けるのが大体お決まりのかたち(写真)。

点火した三九郎から空高く煙が立ち昇り、その後三九郎は大きな炎に包まれた。残り火で焼いた餅を食べるとこの一年無病で過ごせるという。

近くの火の見櫓がこの様子を見ていた。


三九郎について(過去ログ